OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第57回 作業療法士国家試験 午後 第60問

生理学第57回午後

第57回 作業療法士国家試験 午後 第60問(生理学)の正答は 5 です。ATPの大部分はミトコンドリアでつくられる。

問題
細胞小器官のうちATPを合成するのはどれか。
  1. 1. 小胞体
  2. 2. 中心小体
  3. 3. ゴルジ装置
  4. 4. リソゾーム
  5. 5. ミトコンドリア ✓

正答:5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 85.3%やさしい

34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — ミトコンドリア

ATPの大部分はミトコンドリアでつくられる。マトリックスのクエン酸回路でとり出した電子を、内膜の電子伝達系に流し、内膜のATP合成酵素がATPを合成する(酸化的リン酸化)。


【各選択肢の解説】

1. 小胞体
❌ 誤り。小胞体はATPをつくらない。正しくは粗面小胞体はタンパク質の合成、滑面小胞体は脂質の合成やCa2+の貯蔵(筋では筋小胞体)を担う。
2. 中心小体
❌ 誤り。中心小体はエネルギー産生に関わらない。正しくは細胞分裂のときに紡錘体の形成に関わる。
3. ゴルジ装置
❌ 誤り。ゴルジ装置はATPをつくらない。正しくは小胞体でつくられたタンパク質の修飾・選別・分泌を担う。
4. リソゾーム
❌ 誤り。リソゾームはATPをつくらない。正しくは加水分解酵素をもち、細胞内の不要物や取り込んだ物を分解(細胞内消化)する。
5. ミトコンドリア
✅ 正しい。酸素を使ってグルコースや脂肪酸を最後まで分解する場がミトコンドリアで、1分子のグルコースから得られるATPの大部分はここでつくられる。そのため、エネルギーを多く使う心筋や骨格筋の細胞に多い。

【試験対策ポイント】

細胞小器官はたらき
ミトコンドリアATP合成(クエン酸回路・電子伝達系)
粗面小胞体タンパク質の合成
滑面小胞体脂質の合成・Ca2+の貯蔵
ゴルジ装置タンパク質の修飾・選別・分泌
リソゾーム細胞内消化
中心小体紡錘体の形成
  • 解糖系は細胞質基質で行われ、少量のATPを生む
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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