第58回 作業療法士国家試験 午前 第25問
運動学第58回午前
第58回 作業療法士国家試験 午前 第25問(運動学)の正答は 2 です。前脛骨筋は初期接地から荷重応答期に遠心性収縮で足関節の底屈を制動し、その後も足部・足関節の安定のために立脚期を通じて活動がみられるとする記載があり、出題はこの立場に立つ。
問題
歩行周期の立脚期において常に筋活動がみられるのはどれか。
- 1. 大殿筋
- 2. 前脛骨筋 ✓
- 3. 股内転筋群
- 4. 大腿四頭筋
- 5. ハムストリングス
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.2%標準
41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 前脛骨筋
前脛骨筋は初期接地から荷重応答期に遠心性収縮で足関節の底屈を制動し、その後も足部・足関節の安定のために立脚期を通じて活動がみられるとする記載があり、出題はこの立場に立つ。立脚中期以降の活動は小さいとする筋電図の記載もあり、文献により扱いが分かれる。他の4つの筋は、主に働く時期が立脚期の一部や遊脚期に限られる。
【各選択肢の解説】
1. 大殿筋
❌ 誤り。遊脚終期から荷重応答期にかけて活動し、股関節の伸展と体幹の安定を担う。正しくは、主に立脚期の前半に活動する筋である。
❌ 誤り。遊脚終期から荷重応答期にかけて活動し、股関節の伸展と体幹の安定を担う。正しくは、主に立脚期の前半に活動する筋である。
2. 前脛骨筋
✅ 正しい(=正答)。踵からの接地直後、足部が床に向かって急に底屈しないよう遠心性に働いて足部をゆっくり下ろす。立脚期を通じて足部・足関節の安定に活動がみられるとする記載に基づき、選択肢の中で立脚期に常に活動する筋とされる。
✅ 正しい(=正答)。踵からの接地直後、足部が床に向かって急に底屈しないよう遠心性に働いて足部をゆっくり下ろす。立脚期を通じて足部・足関節の安定に活動がみられるとする記載に基づき、選択肢の中で立脚期に常に活動する筋とされる。
3. 股内転筋群
❌ 誤り。内転筋群は初期接地前後や前遊脚期から遊脚初期など、時期を分けて活動する。正しくは、立脚期の一部にだけ活動する。
❌ 誤り。内転筋群は初期接地前後や前遊脚期から遊脚初期など、時期を分けて活動する。正しくは、立脚期の一部にだけ活動する。
4. 大腿四頭筋
❌ 誤り。広筋群は遊脚終期から荷重応答期に働き、膝が折れないよう遠心性に支える。正しくは、主に立脚期の前半に活動する筋である。
❌ 誤り。広筋群は遊脚終期から荷重応答期に働き、膝が折れないよう遠心性に支える。正しくは、主に立脚期の前半に活動する筋である。
5. ハムストリングス
❌ 誤り。遊脚中期から遊脚終期に下腿の振り出しを減速させ、初期接地前後まで活動する。正しくは、主に遊脚期の後半に活動する筋である。
❌ 誤り。遊脚中期から遊脚終期に下腿の振り出しを減速させ、初期接地前後まで活動する。正しくは、主に遊脚期の後半に活動する筋である。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 主な活動時期 | 働き |
|---|---|---|
| 前脛骨筋 | 初期接地〜荷重応答期(底屈の制動)・遊脚期 | 底屈の制動・つま先を上げる |
| 大殿筋 | 遊脚終期〜荷重応答期 | 股関節伸展・体幹の安定 |
| 大腿四頭筋(広筋群) | 遊脚終期〜荷重応答期 | 膝折れの防止 |
| ハムストリングス | 遊脚中期〜初期接地 | 下腿の振り出しの減速 |
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