OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午前 第25問

運動学第58回午前

第58回 作業療法士国家試験 午前 第25問(運動学)の正答は 2 です。前脛骨筋は歩行周期全体を通じて立脚期に筋活動がみられる。

問題
歩行周期の立脚期において常に筋活動がみられるのはどれか。
  1. 1. 大殿筋
  2. 2. 前脛骨筋
  3. 3. 股内転筋群
  4. 4. 大腿四頭筋
  5. 5. ハムストリングス

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 前脛骨筋

前脛骨筋は歩行周期全体を通じて立脚期に筋活動がみられる。踵接地から足底接地の間は足部の制動(遠心性)、立脚中期は低活動だが荷重の安定に寄与し、全体として立脚期を通じた活動が確認される。


【各選択肢の解説】

1. 大殿筋
❌ 誤り。大殿筋は踵接地前後(荷重応答期)に主に活動し、立脚中期以降は活動が低下する。立脚期「常に」ではない。
2. 前脛骨筋
✅ 正しい。踵接地直後から足底接地にかけて(足部を制動するため遠心性)、および遊脚期(足部背屈のため求心性)に活動する。立脚期を通じて筋活動が認められる代表筋。
3. 股内転筋群
❌ 誤り。股内転筋群は主に立脚中期前後に活動するが、立脚期全体を通じて「常に」活動するわけではない。
4. 大腿四頭筋
❌ 誤り。大腿四頭筋は主に荷重応答期(踵接地〜立脚中期初期)に活動し、それ以外は活動が低下する。
5. ハムストリングス
❌ 誤り。ハムストリングスは遊脚後期から踵接地前後に主に活動し、立脚期全体を通じた活動ではない。

【試験対策ポイント】

歩行筋活動パターン:前脛骨筋は踵接地〜足底接地(遠心性:足底屈制動)と遊脚期(背屈)の2相に活動し、立脚期を通じてほぼ常時活動する。各筋の主要活動相(荷重応答期・立脚中期・踵離地など)との対応を表で整理しておくと効果的。

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