OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午前 第24問

リハビリテーション医学第58回午前

第58回 作業療法士国家試験 午前 第24問(リハビリテーション医学)の正答は 1 です。臥床が続くと循環血液量が減って1回拍出量が落ち、それを補うために安静時心拍数が増える。

問題
廃用症候群で増加するのはどれか。
  1. 1. 安静時心拍数 ✓
  2. 2. 換気血流比
  3. 3. 心臓予備力
  4. 4. 疼痛の閾値
  5. 5. 予備呼気量

正答:1番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 54.2%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 安静時心拍数

臥床が続くと循環血液量が減って1回拍出量が落ち、それを補うために安静時心拍数が増える。心臓予備力・疼痛の閾値・予備呼気量は廃用で低下し、換気血流比は増えるのでなく部位ごとの不均等が強まる。


【各選択肢の解説】

1. 安静時心拍数
✅ 正しい(=正答)。長期臥床で血漿量が減り、心臓に戻る血液が減って1回拍出量が低下する。心拍出量を保つため心拍数が上がり、安静時頻脈となる。
2. 換気血流比
❌ 誤り。臥床が続くと背側の無気肺などで、肺の部位ごとの換気と血流のつり合いが崩れる。正しくは、廃用で起こるのは換気血流比が増えることでなく換気血流比の不均等が強まることで、酸素化が悪くなる。
3. 心臓予備力
❌ 誤り。安静時心拍数が上がり最大運動時の心拍出量も落ちるため、上乗せできる余力は小さくなる。正しくは、心臓予備力は低下する。
4. 疼痛の閾値
❌ 誤り。不動が続くと痛みを感じやすくなる。正しくは、疼痛閾値は低下する(弱い刺激でも痛む)。
5. 予備呼気量
❌ 誤り。呼吸筋力の低下と胸郭の可動性の低下で、安静呼気からさらに吐き出せる量は減る。正しくは、予備呼気量は減少する。

【試験対策ポイント】

廃用で増える廃用で減る
安静時心拍数循環血液量・1回拍出量
骨からのカルシウム排出(尿中)最大酸素摂取量・心臓予備力
深部静脈血栓・褥瘡の危険筋力・骨密度・肺活量・予備呼気量
  • 換気血流比は「増える・減る」でなく「不均等が強まる」で覚える
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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