第58回 作業療法士国家試験 午前 第27問
臨床医学第58回午前
病室で患者が倒れている場面に遭遇した。緊急時対応として作業療法士が最初に行うことはどれか。
1. すぐに起こす。
2. 主治医に電話する。
3. 車椅子を持ってくる。
4. 周辺のスタッフを呼ぶ。
5. バイタルサインを確認する。
- 1. すぐに起こす。
- 2. 主治医に電話する。
- 3. 車椅子を持ってくる。
- 4. 周辺のスタッフを呼ぶ。 ✓
- 5. バイタルサインを確認する。
正答:4番
解説
■ 正答:4番 — 周辺のスタッフを呼ぶ。
緊急時対応の基本原則は「自分一人で対応しない」ことです。まず周辺のスタッフを呼んで応援を要請し、複数人での対応体制を整えることが最優先です。その後、医師への報告や必要な処置につながります。
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【各選択肢の解説】
1. すぐに起こす。
❌ 誤り。患者が倒れている理由が不明な段階で無理に起こすと、脊椎損傷や内部損傷がある場合に悪化させるリスクがあります。
2. 主治医に電話する。
❌ 誤り。医師への報告は重要ですが、それより先に応援体制を整える必要があります。複数のスタッフがいることで初めて効率的な対応が可能になります。
3. 車椅子を持ってくる。
❌ 誤り。患者の状態が不明な段階での移動準備は不適切です。まず状態把握と応援要請が先行します。
4. 周辺のスタッフを呼ぶ。
✅ 正しい。緊急時対応の第一歩は周囲に応援を呼び、複数人での対応体制を構築することです。チーム対応によって安全で効率的な応急処置が可能になります。
5. バイタルサインを確認する。
❌ 誤り。バイタルサイン確認も重要ですが、応援要請よりも優先度は低いです。複数のスタッフがいることで初めて安全かつ正確な確認ができます。
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【試験対策ポイント】
• 緊急時対応の基本:「応援要請→情報共有→チーム対応」の順序を優先
• 一人で判断・対応しない(医療安全の重要原則)
• 倒れている患者を無理に動かさない(二次損傷の予防)