第58回 作業療法士国家試験 午前 第68問
生理学第58回午前
第58回 作業療法士国家試験 午前 第68問(生理学)の正答は 5 です。誤っているものを選ぶ問題。
問題
女性生殖器で誤っているのはどれか。
- 1. 原始卵胞は新生児にある。
- 2. 成人の卵巣の重さは約6gである。
- 3. 原始卵胞の成熟は思春期に始まる。
- 4. 卵細胞は始原生殖細胞に由来する。
- 5. 黄体ホルモン上昇により排卵が誘発される。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.8%難問
47人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 黄体ホルモン上昇により排卵が誘発される。
誤っているものを選ぶ問題。排卵を引き起こすのは下垂体前葉からのLH(黄体形成ホルモン)サージであり、黄体ホルモン(プロゲステロン)が上がるのは排卵の後である。名前の似た2つのホルモンの取り違えである。
【各選択肢の解説】
1. 原始卵胞は新生児にある。
✅ 正しい。原始卵胞は胎児期に作られ、出生時にはすでに卵巣内にあり、その後は新しく作られず減っていく。
✅ 正しい。原始卵胞は胎児期に作られ、出生時にはすでに卵巣内にあり、その後は新しく作られず減っていく。
2. 成人の卵巣の重さは約6gである。
✅ 正しい。成人の卵巣は母指頭大の楕円体で、重さは約6gとされる。
✅ 正しい。成人の卵巣は母指頭大の楕円体で、重さは約6gとされる。
3. 原始卵胞の成熟は思春期に始まる。
✅ 正しい。思春期に下垂体からのFSH・LHの分泌が高まり、卵胞が排卵まで発育する周期が始まる。
✅ 正しい。思春期に下垂体からのFSH・LHの分泌が高まり、卵胞が排卵まで発育する周期が始まる。
4. 卵細胞は始原生殖細胞に由来する。
✅ 正しい。始原生殖細胞は卵黄嚢の壁から生殖堤(将来の卵巣)へ移動し、卵祖細胞→卵母細胞へと分化する。
✅ 正しい。始原生殖細胞は卵黄嚢の壁から生殖堤(将来の卵巣)へ移動し、卵祖細胞→卵母細胞へと分化する。
5. 黄体ホルモン上昇により排卵が誘発される。
❌ 誤り(=正答)。卵胞期の終わりにエストロゲンが高い状態が続くと、正のフィードバックでLHが急に増え(LHサージ)、これが排卵を起こす。正しくは、排卵を誘発するのはLHサージで、黄体ホルモンは排卵後にできた黄体から分泌されて上昇する。
❌ 誤り(=正答)。卵胞期の終わりにエストロゲンが高い状態が続くと、正のフィードバックでLHが急に増え(LHサージ)、これが排卵を起こす。正しくは、排卵を誘発するのはLHサージで、黄体ホルモンは排卵後にできた黄体から分泌されて上昇する。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 起こること |
|---|---|
| 卵胞期 | FSHで卵胞が発育し、エストロゲンが上昇 |
| 排卵直前 | エストロゲンの正のフィードバックでLHサージ |
| 排卵 | LHサージが引き金 |
| 黄体期 | 黄体からプロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌 |
- 「黄体形成ホルモン(LH)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」は別物
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