OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第58回 作業療法士国家試験 午前 第69問

生理学第58回午前

第58回 作業療法士国家試験 午前 第69問(生理学)の正答は 4・5 です。肺活量は予備吸気量+1回換気量+予備呼気量で、3つの分画の和である。

問題
肺活量算出に最低限必要な肺気量分画はどれか。2つ選べ。
  1. 1. 予備吸気量
  2. 2. 予備呼気量
  3. 3. 1回換気量
  4. 4. 全肺気量 ✓
  5. 5. 残気量 ✓

正答:4・5番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 55.8%標準

52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4・5番 — 全肺気量・残気量

肺活量は予備吸気量+1回換気量+予備呼気量で、3つの分画の和である。一方、全肺気量は肺活量に残気量を加えたものなので、肺活量=全肺気量−残気量と2つの分画で求められる。「最低限」なので2つで済む組を選ぶ。


【各選択肢の解説】

1. 予備吸気量
❌ 誤り。予備吸気量は肺活量の一部だが、これを使うと1回換気量・予備呼気量も要り、3つ必要になる。正しくは、2つで求めるには全肺気量と残気量を使う。
2. 予備呼気量
❌ 誤り。予備呼気量も肺活量の一部で、これを使うと残りの2分画も要り、3つ必要になる。正しくは、2つで求めるには全肺気量と残気量を使う。
3. 1回換気量
❌ 誤り。1回換気量は安静呼吸1回分の量で、これを使うと予備吸気量・予備呼気量も要る。正しくは、2つで求めるには全肺気量と残気量を使う。
4. 全肺気量
✅ 正しい(=正答)。全肺気量は最大吸気位で肺に入っている空気の総量で、肺活量と残気量の和である。ここから残気量を引けば肺活量になる。
5. 残気量
✅ 正しい(=正答)。残気量は最大に吐き出した後も肺に残る量で、肺活量には含まれない。全肺気量から差し引く量として必要になる。

【試験対策ポイント】

途中式:

  • 全肺気量=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量+残気量
  • 肺活量=予備吸気量+1回換気量+予備呼気量(3分画)
  • よって肺活量=全肺気量−残気量(2分画)
気量構成
最大吸気量予備吸気量+1回換気量
機能的残気量予備呼気量+残気量
肺活量予備吸気量+1回換気量+予備呼気量
全肺気量肺活量+残気量
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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