第58回 作業療法士国家試験 午後 第78問
臨床医学第58回午後
第58回 作業療法士国家試験 午後 第78問(臨床医学)の正答は 3 です。悪性腫瘍は周囲の組織に入り込みながら増え(浸潤)、転移を起こす。
問題
良性腫瘍と比較した悪性腫瘍の特徴はどれか。
- 1. 被膜を有する。
- 2. 発育速度は遅い。
- 3. 浸潤性に発育する。 ✓
- 4. 細胞の分化度が高い。
- 5. 細胞の核分裂が少ない。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 62.5%参考値
24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 浸潤性に発育する。
悪性腫瘍は周囲の組織に入り込みながら増え(浸潤)、転移を起こす。良性腫瘍は被膜に包まれて周囲を押しのけるように増える(膨張性発育)。他の肢はいずれも良性腫瘍の特徴を書いている。
【各選択肢の解説】
1. 被膜を有する。
❌ 誤り。被膜に包まれ、周囲との境界がはっきりしているのは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍は被膜をもたないことが多く、境界が不明瞭。
❌ 誤り。被膜に包まれ、周囲との境界がはっきりしているのは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍は被膜をもたないことが多く、境界が不明瞭。
2. 発育速度は遅い。
❌ 誤り。ゆっくり大きくなるのは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍の発育速度は速い。
❌ 誤り。ゆっくり大きくなるのは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍の発育速度は速い。
3. 浸潤性に発育する。
✅ 正しい(=正答)。悪性腫瘍の細胞は周囲の組織を壊しながら入り込み、血管やリンパ管に入ると転移を起こす。浸潤と転移が悪性の本質であり、手術で取り切りにくく再発しやすい理由にもなる。
✅ 正しい(=正答)。悪性腫瘍の細胞は周囲の組織を壊しながら入り込み、血管やリンパ管に入ると転移を起こす。浸潤と転移が悪性の本質であり、手術で取り切りにくく再発しやすい理由にもなる。
4. 細胞の分化度が高い。
❌ 誤り。分化度が高い(もとの正常細胞に似ている)のは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍は分化度が低い(異型性が強い)。
❌ 誤り。分化度が高い(もとの正常細胞に似ている)のは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍は分化度が低い(異型性が強い)。
5. 細胞の核分裂が少ない。
❌ 誤り。核分裂が少ないのは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍は増殖が盛んで核分裂像が多い。
❌ 誤り。核分裂が少ないのは良性腫瘍である。正しくは悪性腫瘍は増殖が盛んで核分裂像が多い。
【試験対策ポイント】
| 特徴 | 良性腫瘍 | 悪性腫瘍 |
|---|---|---|
| 発育様式 | 膨張性 | 浸潤性 |
| 被膜 | あり | なし(境界不明瞭) |
| 発育速度 | 遅い | 速い |
| 転移 | なし | あり |
| 分化度 | 高い | 低い |
| 核分裂像 | 少ない | 多い |
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