第59回 作業療法士国家試験 午前 第20問
老年期作業療法第59回午前
第59回 作業療法士国家試験 午前 第20問(老年期作業療法)の正答は 5 です。夜間の不眠・妄想・興奮は、認知症の行動・心理症状(BPSD)である。
問題
80歳の男性。3年前にAlzheimer型認知症と診断された。妻の介護で在宅生活を続けてきたが、夜間不眠、妄想と興奮が顕著となり入院治療を受けた。その後、症状が落ち着き、在宅復帰の前段階として介護老人保健施設に入所した。この入所者の行動・心理症状の評価で適切なのはどれか。
- 1. ADAS
- 2. CDR
- 3. FAB
- 4. FAST
- 5. NPI ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 63.6%標準
33人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — NPI
夜間の不眠・妄想・興奮は、認知症の行動・心理症状(BPSD)である。BPSDを評価する尺度はNPI(Neuropsychiatric Inventory)で、妄想・幻覚・興奮・うつ・不安などの項目ごとに、介護者への面接で頻度と重症度を評価する。
【各選択肢の解説】
1. ADAS
❌ 誤り。ADASはAlzheimer病の評価尺度で、主に認知機能(記憶・言語・行為など)を評価する部分(ADAS-cog)が用いられる。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
❌ 誤り。ADASはAlzheimer病の評価尺度で、主に認知機能(記憶・言語・行為など)を評価する部分(ADAS-cog)が用いられる。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
2. CDR
❌ 誤り。CDRは記憶・見当識・判断力などの領域から認知症の重症度を0〜3の段階で判定する尺度である。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
❌ 誤り。CDRは記憶・見当識・判断力などの領域から認知症の重症度を0〜3の段階で判定する尺度である。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
3. FAB
❌ 誤り。FABは前頭葉機能(概念化・語の流暢性・抑制など)を評価する検査である。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
❌ 誤り。FABは前頭葉機能(概念化・語の流暢性・抑制など)を評価する検査である。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
4. FAST
❌ 誤り。FASTはAlzheimer型認知症の進行を、生活機能の障害から7段階の病期に分ける尺度である。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
❌ 誤り。FASTはAlzheimer型認知症の進行を、生活機能の障害から7段階の病期に分ける尺度である。正しくは、行動・心理症状の評価にはNPIを用いる。
5. NPI
✅ 正しい(=正答)。NPIはBPSDの種類ごとに頻度と重症度を評価する代表的な尺度で、夜間の不眠・妄想・興奮をとらえられる。
✅ 正しい(=正答)。NPIはBPSDの種類ごとに頻度と重症度を評価する代表的な尺度で、夜間の不眠・妄想・興奮をとらえられる。
【試験対策ポイント】
| 尺度 | 何を評価するか |
|---|---|
| NPI | 行動・心理症状(BPSD) |
| ADAS(ADAS-cog) | 認知機能 |
| CDR | 認知症の重症度(0〜3) |
| FAB | 前頭葉機能 |
| FAST | Alzheimer型認知症の生活機能による病期(7段階) |
- 「行動・心理症状」と書かれていればNPI
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