OTカコモン — 作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第39問

作業療法管理学第59回午後
最もエビデンスレベルが高いのはどれか。 1. 記述研究 2. コホート研究 3. 症例対照研究 4. メタアナリシス 5. ランダム化比較試験
  1. 1. 記述研究
  2. 2. コホート研究
  3. 3. 症例対照研究
  4. 4. メタアナリシス ✓
  5. 5. ランダム化比較試験

正答:4番

解説
■ 正答:4番 — メタアナリシス メタアナリシスは複数のランダム化比較試験(RCT)の結果を統計的に統合した研究であり、個別のRCTよりも統計的検出力が高く、最も信頼性の高いエビデンスレベルを有します。 --- 【各選択肢の解説】 1. 記述研究 ❌ 誤り。症例報告や横断研究など、最もエビデンスレベルが低く、因果関係の推論には適していません。 2. コホート研究 ❌ 誤り。前向き観察研究で因果関係を推論できますが、RCTよりはバイアスが入りやすく、エビデンスレベルは劣ります。 3. 症例対照研究 ❌ 誤り。後ろ向き観究で効率的ですが、回想バイアスの可能性があり、コホート研究より信頼性が低くなります。 4. メタアナリシス ✅ 正しい。複数のRCTを統計的に統合した分析法で、最高のエビデンスレベルを有し、信頼区間も狭くなります。 5. ランダム化比較試験 ❌ 誤り。個別のRCTは高いエビデンスレベルを持ちますが、複数の研究を統合するメタアナリシスにはやや劣ります。 --- 【試験対策ポイント】 • エビデンスレベルの序列:メタアナリシス>RCT>コホート研究>症例対照研究>記述研究 • メタアナリシスは「複数のRCTの統合」が条件 • バイアスコントロールと統計的検出力の高さが評価の鍵
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