OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第40問

精神障害作業療法第59回午後

第59回 作業療法士国家試験 午後 第40問(精神障害作業療法)の正答は 2 です。離脱後初期は、離脱症状の名残、睡眠の乱れ、栄養状態の悪化、体力低下など身体面がまだ不安定な時期である。

問題
亜急性期(離脱後初期)の薬物依存症の評価項目で最も優先すべきなのはどれか。
  1. 1. 作業能力
  2. 2. 身体症状 ✓
  3. 3. 生活リズム
  4. 4. 対処能力
  5. 5. 対人関係

正答:2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 60%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 身体症状

離脱後初期は、離脱症状の名残、睡眠の乱れ、栄養状態の悪化、体力低下など身体面がまだ不安定な時期である。まず身体の状態を把握し、作業療法で求められる活動量や負荷を決めることが優先される。


【各選択肢の解説】

1. 作業能力
❌ 誤り。身体が不安定な時期に作業能力を評価しても、本来の能力を反映しにくい。正しくは、作業能力の評価は身体が安定し、作業に取り組めるようになった回復期に行う。
2. 身体症状(=正答)
✅ 正しい。薬物の長期使用と離脱で体調・睡眠・食事が乱れており、無理な負荷は体調悪化につながる。安全に関わる身体面を先に把握して、活動の量と内容を決める土台にするため最優先となる。
3. 生活リズム
❌ 誤り。重要な評価項目だが、最優先ではない。正しくは、身体の安定を確認したうえで、睡眠・食事・活動の生活リズムの立て直しを評価・支援する。
4. 対処能力
❌ 誤り。正しくは、ストレスや薬物への渇望にどう対処するかは、再使用防止に向けて回復期以降に評価・練習する項目である。
5. 対人関係
❌ 誤り。正しくは、対人関係は集団活動や社会復帰に向けて、回復期以降に評価・支援する項目である。

【試験対策ポイント】

  • 離脱後初期:身体面の安定を最優先で把握
  • 回復期:生活リズムの立て直し → 作業能力・対処能力・対人関係
  • 「最も優先すべき」は、安全にかかわる項目から考える
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