OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第40問

精神障害作業療法第59回午後

第59回 作業療法士国家試験 午後 第40問(精神障害作業療法)の正答は 2 です。亜急性期(離脱後初期)は身体的な離脱症状(振戦・けいれん・自律神経症状など)が最も危険な時期であり、身体安全の評価が最優先される。

問題
亜急性期(離脱後初期)の薬物依存症の評価項目で最も優先すべきなのはどれか。
  1. 1. 作業能力
  2. 2. 身体症状
  3. 3. 生活リズム
  4. 4. 対処能力
  5. 5. 対人関係

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 身体症状

亜急性期(離脱後初期)は身体的な離脱症状(振戦・けいれん・自律神経症状など)が最も危険な時期であり、身体安全の評価が最優先される。作業能力・社会的側面は身体が安定してから評価する。


【各選択肢の解説】

1. 作業能力
❌ 誤り。離脱直後の急性期に作業能力を評価することは時期尚早。
2. 身体症状
✅ 正しい。アルコール離脱症状(振戦・発汗・血圧上昇・けいれん・振戦せん妄)は生命の危険を伴うことがあり、身体症状の把握と管理が最優先。
3. 生活リズム
❌ 誤り。生活リズムの評価・改善は安定期以降に取り組む内容。
4. 対処能力
❌ 誤り。ストレス対処能力の評価は回復期に行うもの。
5. 対人関係
❌ 誤り。対人関係の評価も安定期以降が適切。

【試験対策ポイント】

アルコール離脱の時系列:

  • 6〜24時間:自律神経症状(発汗・頻脈・血圧上昇)
  • 24〜48時間:けいれん発作
  • 48〜72時間振戦せん妄(最重篤・生命危険)
亜急性期OTの優先順位:身体→生活リズム→対処能力→社会復帰の順。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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