第59回 作業療法士国家試験 午後 第68問
生理学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第68問(生理学)の正答は 1 です。体温調節の中枢は間脳の視床下部にあり、皮膚と体内の温度情報をまとめて、発汗・皮膚血管の拡張と収縮・ふるえなどを指令する。
問題
体温の調節機構で正しいのはどれか。
- 1. 体温の調節中枢は間脳にある。 ✓
- 2. 体温は午前より午後の方が低い。
- 3. 精神性発汗によって体温は上昇する。
- 4. 体温が上昇すると骨格筋は収縮する。
- 5. 甲状腺ホルモンは熱生産を低下させる。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35.9%難問
39人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 体温の調節中枢は間脳にある
体温調節の中枢は間脳の視床下部にあり、皮膚と体内の温度情報をまとめて、発汗・皮膚血管の拡張と収縮・ふるえなどを指令する。
【各選択肢の解説】
1. 体温の調節中枢は間脳にある
✅ 正しい。視床下部は間脳の一部である。視床下部の体温調節中枢が設定温度と実際の体温を比べ、放熱と産熱を切り替える。
✅ 正しい。視床下部は間脳の一部である。視床下部の体温調節中枢が設定温度と実際の体温を比べ、放熱と産熱を切り替える。
2. 体温は午前より午後の方が低い
❌ 誤り。正しくは、体温は早朝に最も低く、午後から夕方に最も高い日内変動を示す。
❌ 誤り。正しくは、体温は早朝に最も低く、午後から夕方に最も高い日内変動を示す。
3. 精神性発汗によって体温は上昇する
❌ 誤り。正しくは、精神性発汗は緊張などで手掌・足底・腋窩に生じる発汗で、体温調節には関与しない。体温調節にかかわるのは全身に生じる温熱性発汗で、汗の蒸発で熱を奪い体温を下げる。
❌ 誤り。正しくは、精神性発汗は緊張などで手掌・足底・腋窩に生じる発汗で、体温調節には関与しない。体温調節にかかわるのは全身に生じる温熱性発汗で、汗の蒸発で熱を奪い体温を下げる。
4. 体温が上昇すると骨格筋は収縮する
❌ 誤り。正しくは、体温が上昇すると皮膚血管の拡張と発汗で放熱が起こる。骨格筋の不随意な収縮(ふるえ)は体温が低下したときの産熱反応である。
❌ 誤り。正しくは、体温が上昇すると皮膚血管の拡張と発汗で放熱が起こる。骨格筋の不随意な収縮(ふるえ)は体温が低下したときの産熱反応である。
5. 甲状腺ホルモンは熱生産を低下させる
❌ 誤り。正しくは、甲状腺ホルモンは基礎代謝を高めて熱産生を増加させる。甲状腺機能亢進症では暑がり・発汗過多がみられる。
❌ 誤り。正しくは、甲状腺ホルモンは基礎代謝を高めて熱産生を増加させる。甲状腺機能亢進症では暑がり・発汗過多がみられる。
【試験対策ポイント】
| 体温が上がったとき | 体温が下がったとき | |
|---|---|---|
| 皮膚血管 | 拡張 | 収縮 |
| 汗 | 温熱性発汗 | 止まる |
| 骨格筋 | — | ふるえ |
中枢=視床下部(間脳)。精神性発汗は体温調節と無関係。
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