OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第59回 作業療法士国家試験 午後 第67問

生理学第59回午後

第59回 作業療法士国家試験 午後 第67問(生理学)の正答は 2 です。糸球体でろ過されたグルコースは、正常血糖では近位尿細管でほぼ全量が再吸収され、尿中にはほとんど出ない。

問題
近位尿細管における再吸収率が最も高いのはどれか。
  1. 1. 水
  2. 2. グルコース ✓
  3. 3. 水素イオン
  4. 4. クレアチニン
  5. 5. ナトリウムイオン

正答:2番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.2%難問

43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — グルコース

糸球体でろ過されたグルコースは、正常血糖では近位尿細管でほぼ全量が再吸収され、尿中にはほとんど出ない。水やNa⁺も近位尿細管で多く再吸収されるが、割合はろ過量の約2/3にとどまる。


【各選択肢の解説】

1. 水
❌ 誤り。正しくは、近位尿細管で再吸収される水はろ過量の約2/3で、残りはヘンレループ・遠位尿細管・集合管で再吸収される。ほぼ全量を回収するグルコースより率は低い。
2. グルコース
✅ 正しい。グルコースはNa⁺との共輸送体(主にSGLT2)で近位尿細管からほぼ100%再吸収される。輸送体の能力を超える高血糖になると尿糖が出る。
3. 水素イオン
❌ 誤り。正しくは、H⁺は近位尿細管で尿細管腔へ分泌される物質であり、この分泌がHCO₃⁻の再吸収にかかわる。
4. クレアチニン
❌ 誤り。正しくは、クレアチニンは糸球体でろ過された後ほとんど再吸収されず、わずかに分泌もされる。このため糸球体ろ過量の目安に使われる。
5. ナトリウムイオン
❌ 誤り。正しくは、近位尿細管で再吸収されるNa⁺はろ過量の約2/3で、残りは下流の各部位で再吸収される。

【試験対策ポイント】

物質近位尿細管での扱い
グルコース・アミノ酸ほぼ全量を再吸収
Na⁺・水約2/3を再吸収
H⁺分泌
クレアチニンほとんど再吸収されない(わずかに分泌)
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