第59回 作業療法士国家試験 午後 第71問
運動学第59回午後
第59回 作業療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 1・5 です。公式には1と5のどちらを選んでも正解とされている。
問題
膝関節で正しいのはどれか。
- 1. 膝関節は顆状関節である。 ✓
- 2. 内側半月はO字状の形状である。
- 3. 外側側副靱帯は屈曲時に緊張する。
- 4. 前十字靱帯は脛骨の後方への逸脱を防いでいる。
- 5. 完全伸展位に近づくと脛骨は大腿に対し外旋する。 ✓
正答:1・5番(いずれでも正解)
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 39.5%難問
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
👥 読者の報告をもとに修正済み(2026-10-06)— ご指摘ありがとうございました
■ 正答:1・5番 — 膝関節は顆状関節である・完全伸展位に近づくと脛骨は大腿に対し外旋する
公式には1と5のどちらを選んでも正解とされている。1は関節の分類、5は伸展終末の終末強制回旋(screw-home movement)の知識である。
【各選択肢の解説】
1. 膝関節は顆状関節である
✅ 正しい。大腿骨の内側顆・外側顆が脛骨上面と向き合う形から顆状関節に分類される。屈伸に加えて屈曲位でわずかな回旋もできる。教科書によっては蝶番関節(らせん関節)に分類される。
✅ 正しい。大腿骨の内側顆・外側顆が脛骨上面と向き合う形から顆状関節に分類される。屈伸に加えて屈曲位でわずかな回旋もできる。教科書によっては蝶番関節(らせん関節)に分類される。
2. 内側半月はO字状の形状である
❌ 誤り。正しくは、内側半月はC字状で、O字状(円形に近い)なのは外側半月である。
❌ 誤り。正しくは、内側半月はC字状で、O字状(円形に近い)なのは外側半月である。
3. 外側側副靱帯は屈曲時に緊張する
❌ 誤り。正しくは、外側側副靱帯は伸展位で緊張し、屈曲位でゆるむ。このため伸展位では膝の内反を制動する。
❌ 誤り。正しくは、外側側副靱帯は伸展位で緊張し、屈曲位でゆるむ。このため伸展位では膝の内反を制動する。
4. 前十字靱帯は脛骨の後方への逸脱を防いでいる
❌ 誤り。正しくは、前十字靱帯は脛骨の前方への逸脱を防ぐ。後方への逸脱を防ぐのは後十字靱帯である。
❌ 誤り。正しくは、前十字靱帯は脛骨の前方への逸脱を防ぐ。後方への逸脱を防ぐのは後十字靱帯である。
5. 完全伸展位に近づくと脛骨は大腿に対し外旋する
✅ 正しい。伸展の最終域で、大腿骨内側顆の関節面が外側顆より長いことなどから脛骨が大腿骨に対して外旋し、膝が伸展位で安定する(終末強制回旋)。
✅ 正しい。伸展の最終域で、大腿骨内側顆の関節面が外側顆より長いことなどから脛骨が大腿骨に対して外旋し、膝が伸展位で安定する(終末強制回旋)。
【試験対策ポイント】
| 構造 | 押さえる点 |
|---|---|
| 内側半月 | C字 |
| 外側半月 | O字 |
| 前十字靱帯 | 脛骨の前方移動を防ぐ |
| 後十字靱帯 | 脛骨の後方移動を防ぐ |
| 側副靱帯 | 伸展位で緊張 |
| 伸展終末 | 脛骨が外旋(終末強制回旋) |
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