第60回 作業療法士国家試験 午前 第70問
生理学第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第70問(生理学)の正答は 2・3 です。肺胞換気量は、1回の換気のうち死腔に残る分を除いた、実際にガス交換にかかわる換気量である。
問題
肺気量分画のうちの2つを用いて肺胞換気量を算出する場合、使用するのはどれか。2つ選べ。
- 1. 残気量
- 2. 1回換気量 ✓
- 3. 死腔換気量 ✓
- 4. 予備吸気量
- 5. 予備呼気量
正答:2・3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 37.9%難問
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2・3番 — 1回換気量・死腔換気量
肺胞換気量は、1回の換気のうち死腔に残る分を除いた、実際にガス交換にかかわる換気量である。
肺胞換気量=(1回換気量-死腔量)×呼吸数
=分時換気量-死腔換気量
したがって算出には1回換気量と死腔の分を使う。
【各選択肢の解説】
1. 残気量
❌ 誤り。残気量は最大呼気の後に肺に残る気量で、1回ごとの換気には出入りしない。正しくは肺胞換気量の算出には使わない。
❌ 誤り。残気量は最大呼気の後に肺に残る気量で、1回ごとの換気には出入りしない。正しくは肺胞換気量の算出には使わない。
2. 1回換気量(=正答)
✅ 正しい。安静時に1回の呼吸で出入りする気量で、肺胞換気量の式の出発点になる。
✅ 正しい。安静時に1回の呼吸で出入りする気量で、肺胞換気量の式の出発点になる。
3. 死腔換気量(=正答)
✅ 正しい。気道などガス交換に関与しない部分(死腔)に入る換気の分で、これを差し引くと肺胞換気量が求まる。
✅ 正しい。気道などガス交換に関与しない部分(死腔)に入る換気の分で、これを差し引くと肺胞換気量が求まる。
4. 予備吸気量
❌ 誤り。予備吸気量は安静吸気の後にさらに吸い込める最大量で、安静時の換気には出入りしない。正しくは肺胞換気量の算出には使わない。
❌ 誤り。予備吸気量は安静吸気の後にさらに吸い込める最大量で、安静時の換気には出入りしない。正しくは肺胞換気量の算出には使わない。
5. 予備呼気量
❌ 誤り。予備呼気量は安静呼気の後にさらに吐き出せる最大量で、安静時の換気には出入りしない。正しくは肺胞換気量の算出には使わない。
❌ 誤り。予備呼気量は安静呼気の後にさらに吐き出せる最大量で、安静時の換気には出入りしない。正しくは肺胞換気量の算出には使わない。
【試験対策ポイント】
- 分時換気量=1回換気量×呼吸数
- 肺胞換気量=(1回換気量-死腔量)×呼吸数
- 浅く速い呼吸では、分時換気量が同じでも死腔の割合が増え、肺胞換気量は減る
| 分画 | 意味 |
|---|---|
| 1回換気量 | 安静時1回の出入り |
| 予備吸気量 | 安静吸気からさらに吸える量 |
| 予備呼気量 | 安静呼気からさらに吐ける量 |
| 残気量 | 最大呼気後も残る量 |
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