第60回 作業療法士国家試験 午前 第73問
運動学第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第73問(運動学)の正答は 3 です。立位では重心線が膝関節中心のわずか前方を通るため、膝関節は受動的に伸展位に保持される(後十字靱帯・筋の最小活動で安定)。
問題
立位姿勢が安定しているのはどれか。
- 1. 支持基底面が狭い。
- 2. 重心の位置が高い。
- 3. 重心線は膝関節中心の前方を通る。 ✓
- 4. 床と足底の接触面の摩擦抵抗が小さい。
- 5. 重心線の位置が支持基底面の中心から離れている。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 70%参考値
10人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 重心線は膝関節中心の前方を通る
立位では重心線が膝関節中心のわずか前方を通るため、膝関節は受動的に伸展位に保持される(後十字靱帯・筋の最小活動で安定)。これにより立位保持の筋活動を最小化できる。
【各選択肢の解説】
1. 支持基底面が狭い。
❌ 誤り。支持基底面が広いほど安定性は増す。狭いと不安定になる。
❌ 誤り。支持基底面が広いほど安定性は増す。狭いと不安定になる。
2. 重心の位置が高い。
❌ 誤り。重心が低いほど安定性は高い(重心高と安定性は逆相関)。
❌ 誤り。重心が低いほど安定性は高い(重心高と安定性は逆相関)。
3. 重心線は膝関節中心の前方を通る。
✅ 正しい。立位での重心線は膝関節軸のわずか前方を通り、膝を受動的に伸展位に保持して安定した立位を維持する。
✅ 正しい。立位での重心線は膝関節軸のわずか前方を通り、膝を受動的に伸展位に保持して安定した立位を維持する。
4. 床と足底の接触面の摩擦抵抗が小さい。
❌ 誤り。摩擦抵抗が大きいほど滑りにくく安定性が増す。
❌ 誤り。摩擦抵抗が大きいほど滑りにくく安定性が増す。
5. 重心線の位置が支持基底面の中心から離れている。
❌ 誤り。重心線が支持基底面の中心に近いほど安定する。端に近づくと転倒リスクが増す。
❌ 誤り。重心線が支持基底面の中心に近いほど安定する。端に近づくと転倒リスクが増す。
【試験対策ポイント】
立位安定性の条件:①支持基底面が広い、②重心が低い、③重心線が支持基底面内かつ中心に近い、④摩擦抵抗が大きい。重心線の関節通過部位:股関節のわずか後方→膝関節の前方→足関節のわずか前方。
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