第60回 作業療法士国家試験 午前 第74問
運動学第60回午前
第60回 作業療法士国家試験 午前 第74問(運動学)の正答は 2 です。正常歩行の相の名前と重心・骨盤の動きを問う。
問題
正常歩行で正しいのはどれか。
- 1. 立脚相の後半は抑制期である。
- 2. 重心は立脚中期で最も側方へ移動する。 ✓
- 3. 前額面において遊脚側の骨盤は上方傾斜する。
- 4. 歩行速度が速くなると遊脚相の比率は低下する。
- 5. 遊脚相で下肢が体幹の後方にある時期を減速期という。
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 52.8%標準
53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 重心は立脚中期で最も側方へ移動する。
正常歩行の相の名前と重心・骨盤の動きを問う。重心は左右に揺れ、片脚で支える立脚中期に立脚側へ最も大きく移動する。
【各選択肢の解説】
1. 立脚相の後半は抑制期である。
❌ 誤り。前半と後半が入れ替わっている。正しくは立脚相の前半が抑制期(制動期)、後半が推進期である。
❌ 誤り。前半と後半が入れ替わっている。正しくは立脚相の前半が抑制期(制動期)、後半が推進期である。
2. 重心は立脚中期で最も側方へ移動する。(=正答)
✅ 正しい。立脚中期は片脚で体重を支える時期で、重心は立脚側へ最も側方に寄る。上下方向では最も高い位置にある。
✅ 正しい。立脚中期は片脚で体重を支える時期で、重心は立脚側へ最も側方に寄る。上下方向では最も高い位置にある。
3. 前額面において遊脚側の骨盤は上方傾斜する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは遊脚側の骨盤はわずかに下方へ傾斜し、立脚側の股関節外転筋(中殿筋など)がその下がりを制御する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは遊脚側の骨盤はわずかに下方へ傾斜し、立脚側の股関節外転筋(中殿筋など)がその下がりを制御する。
4. 歩行速度が速くなると遊脚相の比率は低下する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは歩行速度が速くなると立脚相(特に両脚支持期)の比率が低下し、遊脚相の比率は高くなる。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは歩行速度が速くなると立脚相(特に両脚支持期)の比率が低下し、遊脚相の比率は高くなる。
5. 遊脚相で下肢が体幹の後方にある時期を減速期という。
❌ 誤り。前後が入れ替わっている。正しくは下肢が体幹の後方にある遊脚相の前半は加速期で、下肢が体幹の前方に振り出された後半が減速期である。
❌ 誤り。前後が入れ替わっている。正しくは下肢が体幹の後方にある遊脚相の前半は加速期で、下肢が体幹の前方に振り出された後半が減速期である。
【試験対策ポイント】
| 相 | 前半 | 後半 |
|---|---|---|
| 立脚相 | 抑制期(制動期) | 推進期 |
| 遊脚相 | 加速期(下肢が体幹の後方) | 減速期(下肢が体幹の前方) |
- 重心の側方移動:立脚中期に立脚側へ最大
- 骨盤(前額面):遊脚側が下がる
- 速度が上がる:両脚支持期が短くなり、遊脚相の比率が上がる
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