第60回 作業療法士国家試験 午後 第54問
解剖学第60回午後
第60回 作業療法士国家試験 午後 第54問(解剖学)の正答は 1 です。胃の各部の位置と構造を問う。
問題
胃で正しいのはどれか。
- 1. 幽門には弁がある。 ✓
- 2. 胃底は噴門より下部にある。
- 3. 噴門は第1腰椎レベルにある。
- 4. 幽門は第11胸椎レベルにある。
- 5. 胃切痕は大彎の遠位1/3にある。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 46.6%難問
58人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 幽門には弁がある。
胃の各部の位置と構造を問う。胃の出口の幽門では輪走筋が厚くなって幽門括約筋をつくり、粘膜とともに内腔へ張り出して幽門弁となるため、1番が正しい。
【各選択肢の解説】
1. 幽門には弁がある。
✅ 正しい(=正答)。幽門括約筋によって幽門弁が形成され、胃の内容物が十二指腸へ送られる量を調節する。
✅ 正しい(=正答)。幽門括約筋によって幽門弁が形成され、胃の内容物が十二指腸へ送られる量を調節する。
2. 胃底は噴門より下部にある。
❌ 誤り。名前に「底」とあるが下部ではない。正しくは、胃底は噴門の高さより上方(左上方)にふくらむ部分である。
❌ 誤り。名前に「底」とあるが下部ではない。正しくは、胃底は噴門の高さより上方(左上方)にふくらむ部分である。
3. 噴門は第1腰椎レベルにある。
❌ 誤り。第1腰椎の高さにあるのは幽門である。正しくは、噴門はおよそ第11胸椎の高さにある。
❌ 誤り。第1腰椎の高さにあるのは幽門である。正しくは、噴門はおよそ第11胸椎の高さにある。
4. 幽門は第11胸椎レベルにある。
❌ 誤り。第11胸椎の高さにあるのは噴門である。正しくは、幽門はおよそ第1腰椎の高さにある。
❌ 誤り。第11胸椎の高さにあるのは噴門である。正しくは、幽門はおよそ第1腰椎の高さにある。
5. 胃切痕は大彎の遠位1/3にある。
❌ 誤り。正しくは、胃の切れ込み(角切痕)は小彎側にあり、胃体と幽門部の境の目安になる。
❌ 誤り。正しくは、胃の切れ込み(角切痕)は小彎側にあり、胃体と幽門部の境の目安になる。
【試験対策ポイント】
| 部位 | 位置 |
|---|---|
| 噴門(入口) | およそ第11胸椎の高さ |
| 幽門(出口) | およそ第1腰椎の高さ |
| 胃底 | 噴門より上方 |
| 角切痕 | 小彎側 |
噴門と幽門の高さの入れ替え、「胃底=下」という名前からの思い込みがひっかけになる。
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