OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第60回 作業療法士国家試験 午後 第58問

解剖学第60回午後

第60回 作業療法士国家試験 午後 第58問(解剖学)の正答は 3 です。皮質脊髄路(錐体路)が通る構造を問う。

問題
皮質脊髄路に含まれるのはどれか。
  1. 1. 海馬
  2. 2. 視床
  3. 3. 大脳脚 ✓
  4. 4. 中心後回
  5. 5. 内包前脚

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 62.5%標準

56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 大脳脚

皮質脊髄路(錐体路)が通る構造を問う。皮質脊髄路は大脳皮質から放線冠→内包後脚→中脳の大脳脚→橋底部→延髄の錐体と下行するため、大脳脚が含まれる。


【各選択肢の解説】

1. 海馬
❌ 誤り。皮質脊髄路は海馬を通らない。正しくは、海馬は大脳辺縁系に属し、記憶に関わる。
2. 視床
❌ 誤り。皮質脊髄路は視床を通らない。正しくは、視床は感覚などを大脳皮質へ中継する神経核の集まりで、皮質脊髄路は視床の外側の内包を下行する。
3. 大脳脚
✅ 正しい(=正答)。中脳の大脳脚を皮質脊髄路が下行する。
4. 中心後回
❌ 誤り。中心後回は一次体性感覚野である。正しくは、皮質脊髄路の主な起始は中心前回(一次運動野)である。
5. 内包前脚
❌ 誤り。正しくは、皮質脊髄路が通るのは内包後脚である。

【試験対策ポイント】

皮質脊髄路の経路:中心前回 → 放線冠 → 内包後脚 → 大脳脚(中脳)→ 橋底部 → 延髄錐体(錐体交叉)→ 外側皮質脊髄路 → 脊髄前角

  • 内包は「後脚」、運動野は「中心前回」。前脚・中心後回との入れ替えがひっかけになる。
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