第61回 作業療法士国家試験 午前 第25問
作業療法管理学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第25問(作業療法管理学)の正答は 3 です。インシデントレポートは個人の責任追及ではなく、再発防止のための情報を集める仕組みである。
問題
インシデントレポートで正しいのはどれか。
- 1. 部署の管理者が報告する。
- 2. 医師の指示に基づき報告する。
- 3. スタッフ間の伝達ミスは報告対象である。 ✓
- 4. 治療の必要がない事象は報告不要である。
- 5. 当事者が十分に反省していたら報告不要である。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 83.7%やさしい
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — スタッフ間の伝達ミスは報告対象である。
インシデントレポートは個人の責任追及ではなく、再発防止のための情報を集める仕組みである。患者に害が及んだかどうかや本人の反省とは関係なく、エラーにつながる出来事は報告する。
【各選択肢の解説】
1. 部署の管理者が報告する。
❌ 誤り。正しくは当事者や発見者が報告する。管理者は報告を受けて分析・対策を進める立場である。
❌ 誤り。正しくは当事者や発見者が報告する。管理者は報告を受けて分析・対策を進める立場である。
2. 医師の指示に基づき報告する。
❌ 誤り。正しくは誰の指示も要らず、職種を問わず気づいた者が自ら報告する。
❌ 誤り。正しくは誰の指示も要らず、職種を問わず気づいた者が自ら報告する。
3. スタッフ間の伝達ミスは報告対象である。
✅ 正しい(=正答)。伝達ミスは事故の重要な原因であり、患者に影響がなかった場合も報告して仕組みの改善に使う。
✅ 正しい(=正答)。伝達ミスは事故の重要な原因であり、患者に影響がなかった場合も報告して仕組みの改善に使う。
4. 治療の必要がない事象は報告不要である。
❌ 誤り。正しくは患者に実害がなかった事象(いわゆるヒヤリ・ハット)も報告対象であり、むしろ再発防止の材料として重視される。
❌ 誤り。正しくは患者に実害がなかった事象(いわゆるヒヤリ・ハット)も報告対象であり、むしろ再発防止の材料として重視される。
5. 当事者が十分に反省していたら報告不要である。
❌ 誤り。正しくは反省の有無と報告は無関係で、組織として原因を分析し再発を防ぐために報告する。
❌ 誤り。正しくは反省の有無と報告は無関係で、組織として原因を分析し再発を防ぐために報告する。
【試験対策ポイント】
- 目的:再発防止(懲罰・責任追及ではない)
- 報告する人:当事者・発見者(職種を問わない)
- 対象:実害の有無を問わない(ヒヤリ・ハットも含む)
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