OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午前 第43問

臨床心理学第61回午前

第61回 作業療法士国家試験 午前 第43問(臨床心理学)の正答は 3 です。認知症の症状は、脳の障害で直接生じる中核症状(認知機能の障害)と、それに本人の性格・環境・身体状態が加わって生じるBPSD(行動・心理症状)に分かれる。

問題
BPSD〈Behavioral and Psychological Symptoms of Dementia〉はどれか。
  1. 1. 失行
  2. 2. 失認
  3. 3. 抑うつ ✓
  4. 4. 記憶障害
  5. 5. 見当識障害

正答:3番

次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 65.2%標準

46人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 抑うつ

認知症の症状は、脳の障害で直接生じる中核症状(認知機能の障害)と、それに本人の性格・環境・身体状態が加わって生じるBPSD(行動・心理症状)に分かれる。抑うつは心理症状でBPSDに入り、他の4つは中核症状である。


【各選択肢の解説】

1. 失行
❌ 誤り。失行は認知機能の障害そのもので、中核症状である。正しくは、BPSDは抑うつ・不安・幻覚・妄想・徘徊などの行動・心理症状を指す。
2. 失認
❌ 誤り。失認も認知機能の障害で、中核症状である。正しくは、BPSDには抑うつ・妄想・興奮などが入る。
3. 抑うつ
✅ 正しい。抑うつは心理症状としてBPSDに含まれる。不安・アパシー(無気力)も同じ群である。
4. 記憶障害
❌ 誤り。記憶障害は認知症の最も代表的な中核症状である。正しくは、BPSDは記憶障害などに伴って二次的に出る行動・心理症状である。
5. 見当識障害
❌ 誤り。見当識障害(時・場所・人の認識の障害)も中核症状である。正しくは、BPSDには抑うつ・幻覚・徘徊などが入る。

【試験対策ポイント】

区分内容
中核症状記憶障害・見当識障害・失語・失行・失認・遂行機能障害
BPSD(心理症状)抑うつ・不安・アパシー・幻覚・妄想
BPSD(行動症状)徘徊・興奮・暴言暴力・不眠・介護への抵抗
  • BPSDは環境調整やケアの工夫で軽くなりうる点が中核症状との違い
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✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、作業療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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