第61回 作業療法士国家試験 午前 第71問
解剖学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第71問(解剖学)の正答は 3 です。大腿骨頭靱帯は寛骨臼窩から大腿骨頭窩に付く関節内の靱帯で、中を閉鎖動脈の枝(寛骨臼枝)から続く大腿骨頭靱帯動脈が通り、大腿骨頭の一部を栄養する。
問題
血液供給を伴うのはどれか。
- 1. 寛骨臼横靱帯
- 2. 坐骨大腿靱帯
- 3. 大腿骨頭靱帯 ✓
- 4. 恥骨大腿靱帯
- 5. 腸骨大腿靱帯
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.1%標準
61人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 大腿骨頭靱帯
大腿骨頭靱帯は寛骨臼窩から大腿骨頭窩に付く関節内の靱帯で、中を閉鎖動脈の枝(寛骨臼枝)から続く大腿骨頭靱帯動脈が通り、大腿骨頭の一部を栄養する。残りの選択肢は血管の通り道ではない。
【各選択肢の解説】
1. 寛骨臼横靱帯
❌ 誤り。寛骨臼切痕に張って関節唇を連ね、関節窩を補う靱帯である。その下を血管が通って関節内に入るが、靱帯自体は血管を伴わない。正しくは寛骨臼の縁を補う靱帯である。
❌ 誤り。寛骨臼切痕に張って関節唇を連ね、関節窩を補う靱帯である。その下を血管が通って関節内に入るが、靱帯自体は血管を伴わない。正しくは寛骨臼の縁を補う靱帯である。
2. 坐骨大腿靱帯
❌ 誤り。関節包の後面を補強する靱帯である。正しくは血管を伴わず、主に股関節の内旋(と伸展)を制限する。
❌ 誤り。関節包の後面を補強する靱帯である。正しくは血管を伴わず、主に股関節の内旋(と伸展)を制限する。
3. 大腿骨頭靱帯
✅ 正しい。靱帯内を大腿骨頭靱帯動脈が通る。成人での寄与は小さいが、小児では骨頭の血流の一部を担う。
✅ 正しい。靱帯内を大腿骨頭靱帯動脈が通る。成人での寄与は小さいが、小児では骨頭の血流の一部を担う。
4. 恥骨大腿靱帯
❌ 誤り。関節包の前下面を補強する靱帯である。正しくは血管を伴わず、主に股関節の外転(と伸展)を制限する。
❌ 誤り。関節包の前下面を補強する靱帯である。正しくは血管を伴わず、主に股関節の外転(と伸展)を制限する。
5. 腸骨大腿靱帯
❌ 誤り。関節包の前面を補強する人体最強の靱帯(Y靱帯)である。正しくは血管を伴わず、主に股関節の伸展を制限する。
❌ 誤り。関節包の前面を補強する人体最強の靱帯(Y靱帯)である。正しくは血管を伴わず、主に股関節の伸展を制限する。
【試験対策ポイント】
| 靱帯 | 場所 | 主に制限する運動 |
|---|---|---|
| 腸骨大腿靱帯(Y靱帯) | 関節包の前面 | 伸展 |
| 恥骨大腿靱帯 | 関節包の前下面 | 外転 |
| 坐骨大腿靱帯 | 関節包の後面 | 内旋 |
| 大腿骨頭靱帯 | 関節内 | 運動の制限はわずか・血管を通す |
大腿骨頭の主な血流は内側大腿回旋動脈であり、頸部骨折で骨頭壊死が起こりやすい理由になる。
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