第61回 作業療法士国家試験 午前 第75問
病理学概論第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第75問(病理学概論)の正答は 2 です。細胞の再生能力は、一生分裂を続ける不安定細胞、刺激があると分裂する安定細胞、分裂しない永久細胞の順に低くなる。
問題
再生能力が最も高いのはどれか。
- 1. 角膜
- 2. 骨髄 ✓
- 3. 心筋
- 4. 神経
- 5. 横紋筋
正答:2番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.1%標準
45人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 骨髄
細胞の再生能力は、一生分裂を続ける不安定細胞、刺激があると分裂する安定細胞、分裂しない永久細胞の順に低くなる。骨髄の造血細胞は不安定細胞で、再生能力が最も高い。
【各選択肢の解説】
1. 角膜
❌ 誤り。角膜上皮は輪部の幹細胞から再生するが、角膜内皮はほとんど再生せず、実質の損傷は混濁(瘢痕)を残す。正しくは組織全体として骨髄より再生能力は低い。
❌ 誤り。角膜上皮は輪部の幹細胞から再生するが、角膜内皮はほとんど再生せず、実質の損傷は混濁(瘢痕)を残す。正しくは組織全体として骨髄より再生能力は低い。
2. 骨髄
✅ 正しい。造血幹細胞が自己複製と分化を続け、血球を一生つくり続ける不安定細胞の代表である。
✅ 正しい。造血幹細胞が自己複製と分化を続け、血球を一生つくり続ける不安定細胞の代表である。
3. 心筋
❌ 誤り。心筋細胞は出生後ほとんど分裂しない永久細胞である。正しくは再生能力はほとんどなく、心筋梗塞の後は線維組織(瘢痕)に置き換わる。
❌ 誤り。心筋細胞は出生後ほとんど分裂しない永久細胞である。正しくは再生能力はほとんどなく、心筋梗塞の後は線維組織(瘢痕)に置き換わる。
4. 神経
❌ 誤り。神経細胞は永久細胞で、細胞体は再生しない。正しくは再生能力は低い(末梢神経の軸索は再生しうるが、中枢神経ではほとんど再生しない)。
❌ 誤り。神経細胞は永久細胞で、細胞体は再生しない。正しくは再生能力は低い(末梢神経の軸索は再生しうるが、中枢神経ではほとんど再生しない)。
5. 横紋筋
❌ 誤り。骨格筋は衛星細胞(サテライト細胞)による修復がある程度可能だが、大きな損傷は線維化する。正しくは再生能力は骨髄より低い。
❌ 誤り。骨格筋は衛星細胞(サテライト細胞)による修復がある程度可能だが、大きな損傷は線維化する。正しくは再生能力は骨髄より低い。
【試験対策ポイント】
| 分類 | 再生能力 | 例 |
|---|---|---|
| 不安定細胞 | 高い | 骨髄造血細胞、表皮、消化管粘膜上皮 |
| 安定細胞 | 刺激で再生 | 肝細胞、腎尿細管上皮、線維芽細胞 |
| 永久細胞 | ほとんどない | 神経細胞、心筋細胞 |
骨格筋は衛星細胞による限られた再生がある点で、心筋と区別される。
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