第61回 作業療法士国家試験 午前 第74問
運動学第61回午前
第61回 作業療法士国家試験 午前 第74問(運動学)の正答は 1 です。内側半月板は辺縁が関節包を介して内側側副靱帯(深層)と結合しており、動きが小さい。
問題
膝関節で正しいのはどれか。
- 1. 内側半月板は内側側副靱帯と結合している。 ✓
- 2. 屈曲角度が増すと徐々に転がり運動が増える。
- 3. 大腿筋膜張筋は膝屈曲位で膝伸展に作用する。
- 4. 内側側副靱帯の幅は外側側副靱帯に比べ細い。
- 5. 膝関節内旋に作用する筋は大腿二頭筋である。
正答:1番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 44.6%難問
56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 内側半月板は内側側副靱帯と結合している。
内側半月板は辺縁が関節包を介して内側側副靱帯(深層)と結合しており、動きが小さい。外側半月板は外側側副靱帯と結合せず(間を膝窩筋腱が通る)、可動性が大きい。
【各選択肢の解説】
1. 内側半月板は内側側副靱帯と結合している。
✅ 正しい。結合しているため、外反・回旋の外力で内側側副靱帯と内側半月板が同時に損傷しやすい(unhappy triad)。
✅ 正しい。結合しているため、外反・回旋の外力で内側側副靱帯と内側半月板が同時に損傷しやすい(unhappy triad)。
2. 屈曲角度が増すと徐々に転がり運動が増える。
❌ 誤り。屈曲の初めは転がりが主で、屈曲が進むにつれて滑りの割合が増える。正しくは屈曲角度が増すと滑り運動が増える。
❌ 誤り。屈曲の初めは転がりが主で、屈曲が進むにつれて滑りの割合が増える。正しくは屈曲角度が増すと滑り運動が増える。
3. 大腿筋膜張筋は膝屈曲位で膝伸展に作用する。
❌ 誤り。腸脛靱帯は伸展位付近では膝の運動軸より前を通り伸展を補助するが、屈曲が深まると軸の後ろへ移る。正しくは膝屈曲位では屈曲に作用する。
❌ 誤り。腸脛靱帯は伸展位付近では膝の運動軸より前を通り伸展を補助するが、屈曲が深まると軸の後ろへ移る。正しくは膝屈曲位では屈曲に作用する。
4. 内側側副靱帯の幅は外側側副靱帯に比べ細い。
❌ 誤り。内側側副靱帯は幅の広い帯状、外側側副靱帯は細い索状である。正しくは内側側副靱帯の方が幅が広い。
❌ 誤り。内側側副靱帯は幅の広い帯状、外側側副靱帯は細い索状である。正しくは内側側副靱帯の方が幅が広い。
5. 膝関節内旋に作用する筋は大腿二頭筋である。
❌ 誤り。大腿二頭筋は腓骨頭に付き、下腿を外旋させる。正しくは大腿二頭筋は外旋筋で、内旋に作用するのは半腱様筋・半膜様筋・縫工筋・薄筋・膝窩筋である。
❌ 誤り。大腿二頭筋は腓骨頭に付き、下腿を外旋させる。正しくは大腿二頭筋は外旋筋で、内旋に作用するのは半腱様筋・半膜様筋・縫工筋・薄筋・膝窩筋である。
【試験対策ポイント】
| 内側 | 外側 | |
|---|---|---|
| 半月板の形 | C字・大きい | O字に近い・小さい |
| 側副靱帯との結合 | あり | なし |
| 半月板の可動性 | 小さい | 大きい |
| 側副靱帯の形 | 幅広い帯状 | 細い索状 |
| 下腿の回旋筋 | 内旋(半腱様筋・半膜様筋など) | 外旋(大腿二頭筋) |
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