OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午前 第99問

生理学第61回午前

第61回 作業療法士国家試験 午前 第99問(生理学)の正答は 1 です。健常成人の安静・閉眼・覚醒時の基礎律動はα波(8〜13 Hz)で、後頭部優位に出現する。

問題
健常成人の脳波で、安静閉眼時の基礎律動はどれか。
  1. 1. α波 ✓
  2. 2. β波
  3. 3. γ波
  4. 4. δ波
  5. 5. θ波

正答:1番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 48.1%難問

52人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — α波

健常成人の安静・閉眼・覚醒時の基礎律動はα波(8〜13 Hz)で、後頭部優位に出現する。開眼や暗算などの精神活動で抑制される(α波減衰)。


【各選択肢の解説】

1. α波
✅ 正しい。(=正答)8〜13 Hzで、安静閉眼時に後頭部で最もよく記録される。開眼すると減衰し、速い低振幅の波に置き換わる。
2. β波
❌ 誤り。14 Hz以上の速波で、開眼・精神活動などの覚醒時に優位になる。ベンゾジアゼピン系薬でも増える。正しくは、安静閉眼時の基礎律動はα波である。
3. γ波
❌ 誤り。おおむね30 Hz以上の速い波で、注意や知覚の情報処理との関連が研究されている。正しくは、安静閉眼時の基礎律動はα波である。
4. δ波
❌ 誤り。4 Hz未満の徐波で、深い睡眠(ノンレム睡眠の深い段階)や乳児でみられ、覚醒した成人で目立てば異常である。正しくは、安静閉眼時の基礎律動はα波である。
5. θ波
❌ 誤り。4〜7 Hzの徐波で、眠気や浅い睡眠、小児でみられる。正しくは、安静閉眼時の基礎律動はα波である。

【試験対策ポイント】

波周波数出現する状態
δ波4 Hz未満深い睡眠・乳児
θ波4〜7 Hz眠気・浅い睡眠・小児
α波8〜13 Hz安静閉眼(後頭部優位)
β波14 Hz以上開眼・精神活動

周波数の低い順に「δ→θ→α→β」と並べて覚える。

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