第61回 作業療法士国家試験 午後 第41問
臨床心理学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第41問(臨床心理学)の正答は 5 です。身体症状症は、身体症状そのものに過剰な苦痛・不安・とらわれがあり、症状を身体の病気として捉えるため、心理的な要因を話題にされると抵抗しやすい。
問題
身体症状症の患者が診療の場面で見せる特徴はどれか。
- 1. 医学的検索を拒否する。
- 2. 奇異な身体症状を訴える。
- 3. 意図的に虚偽の症状を訴える。
- 4. 身体症状に対する苦痛がない。
- 5. 心理的要因について話し合うことに抵抗する。 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 35%難問
40人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 心理的要因について話し合うことに抵抗する。
身体症状症は、身体症状そのものに過剰な苦痛・不安・とらわれがあり、症状を身体の病気として捉えるため、心理的な要因を話題にされると抵抗しやすい。意図的な偽り(作為症・詐病)とは別のものである。
【各選択肢の解説】
1. 医学的検索を拒否する。
❌ 誤り。身体の病気だと考えるため、検査や受診を繰り返し求める傾向がある。正しくは医学的検索を求め続ける側である。
❌ 誤り。身体の病気だと考えるため、検査や受診を繰り返し求める傾向がある。正しくは医学的検索を求め続ける側である。
2. 奇異な身体症状を訴える。
❌ 誤り。訴えは痛み・倦怠感など、ありふれた身体症状であることが多い。正しくは症状の奇異さではなく、症状に対する考え・感情・行動が過剰であることが特徴である(DSM-5)。
❌ 誤り。訴えは痛み・倦怠感など、ありふれた身体症状であることが多い。正しくは症状の奇異さではなく、症状に対する考え・感情・行動が過剰であることが特徴である(DSM-5)。
3. 意図的に虚偽の症状を訴える。
❌ 誤り。意図的に症状をつくる・偽るのは作為症や詐病である。正しくは身体症状症の苦痛は本人にとって実際のものである。
❌ 誤り。意図的に症状をつくる・偽るのは作為症や詐病である。正しくは身体症状症の苦痛は本人にとって実際のものである。
4. 身体症状に対する苦痛がない。
❌ 誤り。正しくは苦痛を伴う身体症状があることが診断の前提である(DSM-5)。
❌ 誤り。正しくは苦痛を伴う身体症状があることが診断の前提である(DSM-5)。
5. 心理的要因について話し合うことに抵抗する。
✅ 正しい。(=正答)症状を身体の問題と捉えているため、心理面の話題に抵抗を示しやすい。
✅ 正しい。(=正答)症状を身体の問題と捉えているため、心理面の話題に抵抗を示しやすい。
【試験対策ポイント】
| 病名 | 症状は意図的か | 見分けの軸 |
|---|---|---|
| 身体症状症 | 意図的でない | 症状への過剰な苦痛・とらわれ |
| 病気不安症 | 意図的でない | 身体症状は軽いか無く、重い病気にかかっているという不安が中心 |
| 作為症 | 意図的 | 明らかな外的報酬がなくても症状をつくる |
| 詐病 | 意図的 | 金銭・兵役逃れなど外的な利得が目的 |
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