OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午後 第69問

生理学第61回午後

第61回 作業療法士国家試験 午後 第69問(生理学)の正答は 3 です。呼吸商(RQ)=CO2産生量 ÷ O2消費量。

問題
呼吸商で正しいのはどれか。
  1. 1. 換気障害の指標である。
  2. 2. 長時間の運動で増加する。
  3. 3. 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。 ✓
  4. 4. 糖質の燃焼が多くなると低下する。
  5. 5. 二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値である。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 43.6%難問

55人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。

呼吸商(RQ)=CO2産生量 ÷ O2消費量。燃える栄養素で値が決まり、糖質 1.0、蛋白質 約0.8、脂質 約0.7。蛋白質(約0.8)は脂質(約0.7)より大きい。


【各選択肢の解説】

1. 換気障害の指標である。
❌ 誤り。呼吸商は体内で何が燃えているか(エネルギー基質の割合)を示す指標である。正しくは、換気障害の指標は1秒率(拘束性なら%肺活量)などである。
2. 長時間の運動で増加する。
❌ 誤り。運動が長く続くと脂質の利用が増え、呼吸商は0.7に近づく(低下する)。正しくは、長時間の運動では低下する。
3. 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。
✅ 正しい。蛋白質 約0.8 > 脂質 約0.7(=正答)。
4. 糖質の燃焼が多くなると低下する。
❌ 誤り。糖質の呼吸商は1.0で、糖質の燃焼が増えるほど全体の呼吸商は1.0に近づく(上昇する)。正しくは、糖質の燃焼が多くなると上昇する。
5. 二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値である。
❌ 誤り。呼吸商は差ではなく比である。正しくは、二酸化炭素排出量を酸素消費量で割った値である。

【試験対策ポイント】

栄養素呼吸商
糖質1.0
蛋白質約0.8
脂質約0.7

糖質が燃えるほど1.0へ、脂質が燃えるほど0.7へ近づく。式は「CO2 ÷ O2」の割り算。

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