OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午後 第69問

生理学第61回午後

第61回 作業療法士国家試験 午後 第69問(生理学)の正答は 3 です。呼吸商(RQ)= CO₂産生量 / O₂消費量。

問題
呼吸商で正しいのはどれか。
  1. 1. 換気障害の指標である。
  2. 2. 長時間の運動で増加する。
  3. 3. 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。
  4. 4. 糖質の燃焼が多くなると低下する。
  5. 5. 二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値である。

正答:3番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 57.1%参考値

14人の初回解答から算出(2026年7月28日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい

呼吸商(RQ)= CO₂産生量 / O₂消費量。各栄養素の呼吸商:糖質 1.0 > 蛋白質 0.8 > 脂質 0.7。よって蛋白質(0.8)は脂質(0.7)より大きい


【各選択肢の解説】

1. 換気障害の指標である。
❌ 誤り。呼吸商はエネルギー代謝基質の燃焼比率の指標。換気障害の指標はFEV₁.0%・MVV等。
2. 長時間の運動で増加する。
❌ 誤り。長時間の有酸素運動では脂肪燃焼が増加するため呼吸商は低下(0.7に近づく)する。
3. 蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。
✅ 正しい。蛋白質RQ(約0.8)> 脂質RQ(約0.7)。
4. 糖質の燃焼が多くなると低下する。
❌ 誤り。糖質のRQは1.0であり、糖質燃焼が増えると全体のRQは上昇(1.0に近づく)する。
5. 二酸化炭素排出量から酸素消費量を引いた値である。
❌ 誤り。呼吸商はCO₂排出量 ÷ O₂消費量(比)であり、引き算ではなく割り算。

【試験対策ポイント】

呼吸商(RQ)の数値:

  • 糖質:1.0
  • 蛋白質:0.8(約)
  • 脂質:0.7
安静時RQは約0.85。運動時は糖質優位でRQ↑、長時間運動では脂質優位でRQ↓。


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