第61回 作業療法士国家試験 午後 第70問
運動学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第70問(運動学)の正答は 5 です。前鋸筋の作用は肩甲骨の外転・上方回旋、僧帽筋上部線維の作用は挙上・上方回旋で、共通するのは上方回旋である。
問題
肩甲骨に対する前鋸筋と僧帽筋上部線維の作用で共通するのはどれか。
- 1. 下制
- 2. 挙上
- 3. 内転
- 4. 下方回旋
- 5. 上方回旋 ✓
正答:5番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 66.7%標準
48人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:5番 — 上方回旋
前鋸筋の作用は肩甲骨の外転・上方回旋、僧帽筋上部線維の作用は挙上・上方回旋で、共通するのは上方回旋である。前鋸筋と僧帽筋(上部・下部線維)は組んで肩甲骨を上方回旋させ、上肢の挙上を支える。
【各選択肢の解説】
1. 下制
❌ 誤り。僧帽筋上部線維は肩甲骨を挙上する筋で、下制とは逆向きである。正しくは、下制に働くのは僧帽筋下部線維・小胸筋などである。
❌ 誤り。僧帽筋上部線維は肩甲骨を挙上する筋で、下制とは逆向きである。正しくは、下制に働くのは僧帽筋下部線維・小胸筋などである。
2. 挙上
❌ 誤り。挙上は僧帽筋上部線維の作用だが、前鋸筋の主な作用は外転と上方回旋である。正しくは、挙上に働くのは僧帽筋上部線維・肩甲挙筋・菱形筋である。
❌ 誤り。挙上は僧帽筋上部線維の作用だが、前鋸筋の主な作用は外転と上方回旋である。正しくは、挙上に働くのは僧帽筋上部線維・肩甲挙筋・菱形筋である。
3. 内転
❌ 誤り。前鋸筋は肩甲骨を外転(前方へ突き出す)させる筋で、内転とは逆向きである。正しくは、内転に働くのは僧帽筋(特に中部線維)・菱形筋である。
❌ 誤り。前鋸筋は肩甲骨を外転(前方へ突き出す)させる筋で、内転とは逆向きである。正しくは、内転に働くのは僧帽筋(特に中部線維)・菱形筋である。
4. 下方回旋
❌ 誤り。2つの筋はどちらも上方回旋に働き、下方回旋とは逆向きである。正しくは、下方回旋に働くのは菱形筋・肩甲挙筋・小胸筋である。
❌ 誤り。2つの筋はどちらも上方回旋に働き、下方回旋とは逆向きである。正しくは、下方回旋に働くのは菱形筋・肩甲挙筋・小胸筋である。
5. 上方回旋
✅ 正しい。前鋸筋が下角を外前方へ、僧帽筋上部線維が肩甲骨の外側端(肩峰側)を上内方へ引き、両者で上方回旋が生じる(=正答)。
✅ 正しい。前鋸筋が下角を外前方へ、僧帽筋上部線維が肩甲骨の外側端(肩峰側)を上内方へ引き、両者で上方回旋が生じる(=正答)。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 主な作用 |
|---|---|
| 前鋸筋 | 外転・上方回旋 |
| 僧帽筋上部線維 | 挙上・上方回旋 |
| 僧帽筋中部線維 | 内転 |
| 僧帽筋下部線維 | 下制・上方回旋 |
| 菱形筋 | 挙上・内転・下方回旋 |
| 肩甲挙筋 | 挙上・下方回旋 |
| 小胸筋 | 下制・下方回旋 |
前鋸筋の麻痺(長胸神経)では翼状肩甲となり、上肢の挙上が難しくなる。
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