第61回 作業療法士国家試験 午後 第71問
運動学第61回午後
第61回 作業療法士国家試験 午後 第71問(運動学)の正答は 3 です。支持基底面は、体を支えている接地面と、その間を囲んだ範囲である。
問題
立位姿勢で正しいのはどれか。
- 1. 幼児の重心は仙骨のやや前方に位置する。
- 2. 安静立位時では重心線は上前腸骨棘を通る。
- 3. 支持基底面は足底とその間を含む面である。 ✓
- 4. Romberg肢位は開脚立位より安定性が高い。
- 5. 安静立位時では身体重心は前後に動揺しない。
正答:3番
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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 81.4%やさしい
43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 支持基底面は足底とその間を含む面である。
支持基底面は、体を支えている接地面と、その間を囲んだ範囲である。両足で立つときは両足底だけでなく両足の間の面も含む。
【各選択肢の解説】
1. 幼児の重心は仙骨のやや前方に位置する。
❌ 誤り。仙骨(第2仙椎)のやや前方は成人の重心の位置である。正しくは、幼児は頭部が体に比べて大きいため、重心は成人より相対的に高い位置にある。
❌ 誤り。仙骨(第2仙椎)のやや前方は成人の重心の位置である。正しくは、幼児は頭部が体に比べて大きいため、重心は成人より相対的に高い位置にある。
2. 安静立位時では重心線は上前腸骨棘を通る。
❌ 誤り。矢状面で見た重心線は、乳様突起付近・肩峰・大転子・膝関節の前部・外果の前方を通る。正しくは、骨盤の高さでは大転子の付近を通り、上前腸骨棘は重心線より前にある。
❌ 誤り。矢状面で見た重心線は、乳様突起付近・肩峰・大転子・膝関節の前部・外果の前方を通る。正しくは、骨盤の高さでは大転子の付近を通り、上前腸骨棘は重心線より前にある。
3. 支持基底面は足底とその間を含む面である。
✅ 正しい。両足の接地面と、その間の面を合わせた範囲が支持基底面である(=正答)。
✅ 正しい。両足の接地面と、その間の面を合わせた範囲が支持基底面である(=正答)。
4. Romberg肢位は開脚立位より安定性が高い。
❌ 誤り。Romberg肢位は両足をそろえた閉脚立位で、支持基底面が狭く安定性は低い。正しくは、開脚立位のほうが支持基底面が広く安定する。
❌ 誤り。Romberg肢位は両足をそろえた閉脚立位で、支持基底面が狭く安定性は低い。正しくは、開脚立位のほうが支持基底面が広く安定する。
5. 安静立位時では身体重心は前後に動揺しない。
❌ 誤り。静かに立っていても重心は前後左右にわずかに揺れ続けている(重心動揺)。正しくは、安静立位でも重心は動揺している。
❌ 誤り。静かに立っていても重心は前後左右にわずかに揺れ続けている(重心動揺)。正しくは、安静立位でも重心は動揺している。
【試験対策ポイント】
安定性が高い条件:
- 支持基底面が広い
- 重心が低い
- 重心線が支持基底面の中央に近い
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