OTカコモン作業療法士国家試験 過去問・解説

第61回 作業療法士国家試験 午後 第84問

病理学概論第61回午後

第61回 作業療法士国家試験 午後 第84問(病理学概論)の正答は 4 です。TNM分類は、T(原発腫瘍)・N(所属リンパ節転移)・M(遠隔転移)の3要素でがんの広がりを表す、多くの臓器のがんに共通の枠組みである(UICC)。

問題
TNM分類で誤っているのはどれか。
  1. 1. がんの病期分類である。
  2. 2. 腫瘍の大きさを含める。
  3. 3. 遠隔転移の有無を含める。
  4. 4. 臓器に特異的な分類である。 ✓
  5. 5. リンパ行性転移の有無を含める。

正答:4番

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この問題の正答率(OTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 30.2%難問

43人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、OTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 臓器に特異的な分類である。

TNM分類は、T(原発腫瘍)・N(所属リンパ節転移)・M(遠隔転移)の3要素でがんの広がりを表す、多くの臓器のがんに共通の枠組みである(UICC)。1つの臓器だけのための分類ではない。


【各選択肢の解説】

1. がんの病期分類である。
✅ 正しい。T・N・Mの組合せから病期(Stage)を決める。
2. 腫瘍の大きさを含める。
✅ 正しい。Tは原発腫瘍の大きさや周囲への広がりを表す。
3. 遠隔転移の有無を含める。
✅ 正しい。Mは遠隔転移の有無を表す(M0・M1)。
4. 臓器に特異的な分類である。(=正答)
❌ 誤り。TNM分類は特定の臓器に限った分類ではない。正しくはT・N・Mという共通の枠組みを多くの臓器のがんに当てはめる分類で、各項目の細かな基準は部位ごとに定められている。
5. リンパ行性転移の有無を含める。
✅ 正しい。Nは所属リンパ節への転移(リンパ行性転移)の有無と程度を表す。

【試験対策ポイント】

記号表すもの
T(Tumor)原発腫瘍の大きさ・広がり
N(Node)所属リンパ節転移
M(Metastasis)遠隔転移
  • T・N・Mを組み合わせて病期(Stage)に分ける
  • 枠組みは共通、細かな基準は部位ごと
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