第4章|リハの評価② 意識・バランス・高次脳

リハビリテーション医学 第4章

4-1 意識レベルの評価

JCS(3-3-9度方式)GCS
方式覚醒の程度で3群×3段階開眼E・言語V・運動Mの合計
点数数字が大きいほど重症E4V5M6=15点満点・小さいほど重症

JCSは数字が大きいほど重い(例:JCS300が最重症)。GCSは満点15・最重症3で逆向き。混同に注意。

4-2 バランス・歩行の評価

  • Berg Balance Scale(BBS):立位バランスを14項目で評価
  • Timed Up and Go(TUG):立ち上がり→歩行→着座の時間で移動能力・転倒リスク
  • 歩行分析:立脚相・遊脚相のリズム、異常歩行(分回し・トレンデレンブルグ歩行など)

4-3 高次脳機能・その他の評価

  • 認知:MMSE・HDS-R(臨床心理学の心理検査も参照)
  • 半側空間無視:線分二等分試験・線分抹消試験
  • 脳卒中の運動:ブルンストローム・ステージ(回復段階をI〜VIで評価)

評価は「訓練の効果判定」と「目標設定」のために行う。測りっぱなしにせず、再評価で介入の妥当性を確かめるのがリハの基本姿勢。