第3章|リハの評価① ADL・ROM・MMT

リハビリテーション医学 第3章

3-1 ADL評価(BIとFIM)

バーセルインデックス(BI)FIM
項目10項目18項目(運動13+認知5)
点数0〜100点各1〜7点・18〜126点
特徴簡便・「できるADL」寄り「しているADL」・介助量を細かく評価

FIMは実際に「している」ADL(介助量)を評価する。「できるADL(能力)」を測るのと混同しない。認知項目(コミュニケーション・社会的認知)を含むのもFIMの特徴。

3-2 関節可動域(ROM)

  • 関節が動く範囲を角度(°)で測定(ゴニオメーター)。基本肢位を0度とする
  • 制限因子:疼痛・拘縮・筋緊張・骨性の制限

3-3 徒手筋力テスト(MMT)

段階内容
5(Normal)強い抵抗に抗して全可動域
4(Good)ある程度の抵抗に抗して全可動域
3(Fair)重力に抗して全可動域(抵抗なし)
2(Poor)重力を除けば全可動域
1(Trace)筋収縮のみ(関節運動なし)
0(Zero)収縮なし

MMT3が「重力に抗して動かせる」境目。3以上と2以下で臨床的意味が大きく変わる。0〜5の6段階を順に押さえる。