脳卒中・外傷などで生じる高次脳機能障害は、作業療法の重要な対象です。症状の理解と生活場面での支援が求められます。
| 障害 | 特徴 |
|---|---|
| 半側空間無視 | 右半球損傷で左側を見落とす(食事の左半分を残すなど) |
| 失行 | 運動可能なのに目的動作ができない(着衣失行など) |
| 失認 | 感覚は保たれるのに対象を認知できない |
| 注意・記憶・遂行機能障害 | 集中・記銘・段取りの困難 |
半側空間無視は右半球損傷で「左」を無視することが多い。麻痺(左片麻痺)と合併しやすく、食事・移動・整容の安全に直結する。左側への注意を促す環境設定が支援の基本。
作業療法は「作業」を通して、その人らしい生活・参加を実現すること。身体・精神・発達・老年のどの領域でも、機能だけでなく「したい作業・役割」を軸に支援を組み立てる点が一貫した本質です。