第6章|依存症・摂食障害・発達障害

精神医学 第6章

6-1 依存症(物質使用障害)

  • アルコール依存:離脱時に振戦せん妄(幻覚・興奮)。長期でウェルニッケ・コルサコフ症候群
  • 薬物依存:覚醒剤・大麻など。精神依存と身体依存

アルコール離脱の重症型が振戦せん妄(断酒後数日で幻視・興奮・自律神経症状)。依存症は「意志の弱さ」ではなく疾患としてとらえ、断酒会など回復支援につなぐ。

6-2 摂食障害

疾患特徴
神経性やせ症やせ願望・肥満恐怖・低体重でも太っていると感じる(ボディイメージの障害)・若年女性に多い
神経性過食症過食と代償行為(自己誘発嘔吐など)

6-3 パーソナリティ障害・児童(発達障害)

  • パーソナリティ障害:偏った考え方・行動パターンが持続し生活に支障
  • 自閉スペクトラム症(ASD):社会的コミュニケーションの困難・限定的な興味/こだわり
  • 注意欠如・多動症(ADHD):不注意・多動・衝動性
  • 限局性学習症(LD):特定の学習(読み書き計算)の困難

発達障害は「育て方」の問題ではなく生まれつきの脳の特性。ASDは対人・こだわり、ADHDは不注意・多動が中心。人間発達学・作業療法の対象としても重要。