AAC(拡大代替コミュニケーション)頻出ポイント
AACは音声言語によるコミュニケーションが困難な人への代替手段。OT国試ではAACの種類・適応・選定基準が問われます。
AACの分類
| 種類 | 例 | 特徴 |
|---|
| 補助なしAAC(Unaided) | 手話・サイン・指文字・表情・ジェスチャー | 道具不要・自然なコミュニケーション |
| 補助ありAAC(Aided) | 文字盤・コミュニケーションボード・VOCA・タブレット | 道具が必要・表現力が拡大できる |
主なAAC機器・ツール
| ツール | 対象・特徴 |
|---|
| コミュニケーションボード | 文字・絵・シンボルを指や視線で示す。シンプルで低コスト。 |
| VOCA(音声出力型AAC) | ボタン押下で音声出力。重度麻痺でもスイッチ操作で使用可。 |
| 視線入力装置 | 眼球運動でPC・タブレットを操作。ALS・脊損に有効。 |
| PECS(絵カード交換式) | ASDの子どもに有効。絵カードを渡すことで要求を伝える。 |
AACの適応を決める視点 ①現在の音声言語能力②認知機能(シンボル理解・学習能力)③身体機能(スイッチ操作・タッチ・視線)④環境(介護者のリテラシー・費用)⑤本人の意欲。これらを総合的に評価して選定する。
⚠️ よくある誤解
- 「AACを使うと音声言語が出にくくなる」→ 根拠なし。むしろAACが音声言語発達を促すという研究が多い。
- 「視線入力装置は高齢者には難しい」→ 認知機能が保たれていれば適応可能。OTによる操作訓練が重要。
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最終更新: 2026年5月