PT国試 直前1ヶ月の勉強法
この記事の執筆者: 現役の理学療法士が、臨床経験と国家試験の出題傾向をもとに執筆・監修しています。
試験まで残り1ヶ月。新しいことを詰め込むのではなく、今ある知識を確実に使えるかたちに整理するフェーズに入る時期だ。
直前期のタイムライン
| 残り日数 | やること |
|---|
| 30〜22日前 | 弱点科目の過去問3年分を一気に解く・正答率70%未満の問題を洗い出す |
| 21〜15日前 | 苦手問題を繰り返し演習・実地問題を集中的にこなす |
| 14〜8日前 | 模擬試験または全科目一気通しで解く・時間配分を確認する |
| 7〜3日前 | 間違えた問題の解説を読み直す・新しい問題集には手を出さない |
| 前日・当日 | 軽く復習のみ・試験会場への交通ルートを確認・8時間以上の睡眠 |
注意 試験1週間前に新しい参考書を買い始める、苦手科目をゼロから作り直す、徹夜勉強を繰り返す——これらは逆効果になることが多い。直前期は「定着確認」に徹する。
過去問の使い方
直前1ヶ月で最も効果的なのは過去問の反復演習。ただし、ただ解くだけでは意味がない。
- 正解した問題でも「なぜ正解か」を説明できるか確認する
- 不正解の選択肢がなぜ間違いかを言語化する——実地問題対策にもなる
- 第59回・60回・61回は必ず3周以上。近年の出題傾向を体で覚える
- PTカコモンの科目別フィルターを使い、苦手科目だけを集中的に回す
実地問題の最終確認
実地問題は配点が高い(1問3点)。1問の失点が一般問題3問分に相当する点を忘れずに。
- 症例を読む速度を上げる練習をする(1問あたり2〜3分が目安)
- 典型疾患(脳卒中・大腿骨頚部骨折・COPD)の評価→治療の流れを頭に叩き込む
- 「最も適切なもの」を選ぶ問題は消去法を使って確実に絞り込む
当日の心がけ
- 昼食は消化の良いものを少量。食べすぎると午後に眠くなる
- わからない問題は飛ばして後回し——詰まって時間を溶かすのが一番もったいない
- マークシートのずれは試験終了前10分で必ず確認する
💡 臨床メモ: 直前1ヶ月で伸びる人は「新しいことを増やす人」ではなく「今知ってることを確実にする人」。過去問を繰り返して「この問題なら絶対取れる」という問題を増やしていくのが王道。
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※ 本記事は現役の理学療法士が執筆・監修しています。
最終更新: 2026年5月