第50回 理学療法士国家試験 午前 第67問
生理学第50回午前
排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。\n1. 排尿反射の中枢は腰髄にある。\n2. 外尿道括約筋は随意制御できる。\n3. 膀胱は副交感神経活動で収縮する。\n4. 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。\n5. 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
- 1. 排尿反射の中枢は腰髄にある。
- 2. 外尿道括約筋は随意制御できる。 ✓
- 3. 膀胱は副交感神経活動で収縮する。 ✓
- 4. 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
- 5. 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
正答:2・3番
解説
■ 正答:2番、3番 — 外尿道括約筋は随意制御できる。膀胱は副交感神経活動で収縮する。
排尿反射は脊髄排尿中枢(仙髄S2~S4)を介した反射であり、膀胱収縮は副交感神経(骨盤神経)が担当します。外尿道括約筋は体性神経(陰部神経)支配のため随意制御が可能な点が重要です。
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【各選択肢の解説】
1. 排尿反射の中枢は腰髄にある。
❌ 誤り。排尿反射の脊髄中枢は仙髄(S2~S4)にあります。腰髄ではなく仙髄が脊髄排尿中枢です。
2. 外尿道括約筋は随意制御できる。
✅ 正しい。外尿道括約筋は陰部神経(体性神経)支配のため、大脳皮質からの随意的制御が可能です。排尿の開始・停止を自由に制御できます。
3. 膀胱は副交感神経活動で収縮する。
✅ 正しい。膀胱平滑筋は骨盤神経(副交感神経)によって支配され、副交感神経活動により排尿筋として収縮します。
4. 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
❌ 誤り。外尿道括約筋は陰部神経活動で収縮します。排尿時に陰部神経活動が低下(抑制)することで括約筋が弛緩します。
5. 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
❌ 誤り。内尿道括約筋は交感神経(下腹神経)支配で、交感神経活動で収縮して尿を保持します。副交感神経活動では弛緩します。
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【試験対策ポイント】
- 脊髄排尿中枢は仙髄(S2~S4)、腰髄ではない
- 外尿道括約筋=陰部神経(体性神経)=随意制御可能
- 膀胱=骨盤神経(副交感)=排尿時に収縮、内尿道括約筋=下腹神経(交感)=保尿時に収縮