PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午前 第67問

生理学第50回午前

第50回 理学療法士国家試験 午前 第67問(生理学)の正答は 2・3 です。排尿は副交感神経(骨盤神経)、蓄尿は交感神経(下腹神経)と陰部神経が担う。

問題
排尿で正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 排尿反射の中枢は腰髄にある。
  2. 2. 外尿道括約筋は随意制御できる。 ✓
  3. 3. 膀胱は副交感神経活動で収縮する。 ✓
  4. 4. 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
  5. 5. 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。

正答:2・3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 34.2%難問

38人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2・3番 — 外尿道括約筋は随意制御できる・膀胱は副交感神経活動で収縮する

排尿は副交感神経(骨盤神経)、蓄尿は交感神経(下腹神経)と陰部神経が担う。外尿道括約筋だけが横紋筋で、意思で締められる。


【各選択肢の解説】

1. 排尿反射の中枢は腰髄にある。
❌ 誤り。腰髄(上部)から出るのは蓄尿にかかわる交感神経である。正しくは、排尿反射の脊髄中枢は仙髄(S2〜S4)にあり、橋の排尿中枢がこれを統合する。
2. 外尿道括約筋は随意制御できる。
✅ 正しい。外尿道括約筋は横紋筋で、体性神経の陰部神経に支配されるため、意思で締めたり緩めたりできる。
3. 膀胱は副交感神経活動で収縮する。
✅ 正しい。排尿時は副交感神経の骨盤神経が働き、膀胱の排尿筋を収縮させて尿を押し出す。
4. 外尿道括約筋は陰部神経活動で弛緩する。
❌ 誤り。向きが逆である。正しくは、陰部神経の活動で外尿道括約筋は収縮し、排尿時は陰部神経の活動が止まって弛緩する。
5. 内尿道括約筋は副交感神経活動で収縮する。
❌ 誤り。正しくは、内尿道括約筋(平滑筋)は交感神経(下腹神経)で収縮して蓄尿を保ち、排尿時に弛緩する。

【試験対策ポイント】

神経膀胱排尿筋内尿道括約筋外尿道括約筋働く場面
交感(下腹神経)弛緩収縮―蓄尿
副交感(骨盤神経)収縮弛緩―排尿
陰部神経(体性)――収縮蓄尿(随意)
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