PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第55問

解剖学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第55問(解剖学)の正答は 4・5 です。長内転筋は恥骨結節付近(恥骨体前面)から起こり、大腿二頭筋は長頭・短頭ともに腓骨頭に停止します。

問題
筋と付着部の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
  1. 1. 恥骨筋 ――――― 大腿骨頸部
  2. 2. 縫工筋 ――――― 下前腸骨棘
  3. 3. 短内転筋 ――――― 恥骨上枝
  4. 4. 長内転筋 ――――― 恥骨結節
  5. 5. 大腿二頭筋 ――――― 腓骨頭

正答:4・5番

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解説
■ 正答:4・5番 — 長内転筋=恥骨結節/大腿二頭筋=腓骨頭

長内転筋は恥骨結節付近(恥骨体前面)から起こり、大腿二頭筋は長頭・短頭ともに腓骨頭に停止します。この2つが正しい組合せです。


【各選択肢の解説】

1. 恥骨筋 ――――― 大腿骨頸部
❌ 誤り。恥骨筋は恥骨櫛から起こり、大腿骨の恥骨筋線(小転子下方)に停止します。大腿骨頸部ではありません。
2. 縫工筋 ――――― 下前腸骨棘
❌ 誤り。縫工筋は上前腸骨棘から起こります。下前腸骨棘から起こるのは大腿直筋です。
3. 短内転筋 ――――― 恥骨上枝
❌ 誤り。短内転筋は恥骨下枝から起こります(停止は大腿骨粗線内側唇上部)。恥骨上枝ではありません。
4. 長内転筋 ――――― 恥骨結節
✅ 正しい。長内転筋は恥骨結節下方(恥骨体前面)から起こります。
5. 大腿二頭筋 ――――― 腓骨頭
✅ 正しい。大腿二頭筋は腓骨頭に停止し、膝屈曲・下腿外旋に働きます。

【試験対策ポイント】

縫工筋=上前腸骨棘(ASIS)、大腿直筋=下前腸骨棘(AIIS)の取り違えは頻出ひっかけ。骨盤前面では上から「上前腸骨棘→縫工筋、下前腸骨棘→大腿直筋」と順序で覚える。内転筋群の起始は恥骨周囲(長内転筋=恥骨結節付近、短内転筋=恥骨下枝、大内転筋=坐骨結節まで)。大腿二頭筋=腓骨頭、半腱・半膜様筋=脛骨側というハムストリングスの停止部もセットで確認する。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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