PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第97問

臨床心理学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第97問(臨床心理学)の正答は 4 です。自我意識の障害は「自分が考え・感じ・行っている」という自分の体験としての実感(能動性)や、自分と外界の区別が損なわれるものである。

問題
自我の障害はどれか。
  1. 1. アンヘドニア
  2. 2. 観念奔逸
  3. 3. 妄想気分
  4. 4. 離人症 ✓
  5. 5. 連合弛緩

正答:4番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 58.3%参考値

24人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:4番 — 離人症

自我意識の障害は「自分が考え・感じ・行っている」という自分の体験としての実感(能動性)や、自分と外界の区別が損なわれるものである。離人症は自分の体験に実感が伴わず「自分が自分でない」と感じる体験で、自我意識の能動性の障害にあたる。


【各選択肢の解説】

1. アンヘドニア
❌ 誤り。以前は楽しめたことに喜びを感じられない状態である。正しくは感情の障害で、うつ病や統合失調症の陰性症状でみられる。
2. 観念奔逸
❌ 誤り。考えが次々に浮かんで話題が飛び、目標にたどり着かない状態である。正しくは思考過程(思考形式)の障害で、躁状態に特徴的である。
3. 妄想気分
❌ 誤り。「何か不気味なことが起こりそうだ」と周囲が変わったように感じる一次妄想の1つである。正しくは思考内容の障害(妄想)に分類される。
4. 離人症
✅ 正しい(=正答)。自分の思考・感情・行動に「自分がしている」という実感がなく、外界にも現実感がない。自分の体験としての感覚が失われるため自我意識の障害に入る。
5. 連合弛緩
❌ 誤り。考えと考えのつながりが緩み、話のまとまりを欠く状態である。正しくは思考過程(思考形式)の障害で、統合失調症に特徴的である。

【試験対策ポイント】

分類代表
自我意識の障害離人症・作為体験(させられ体験)・思考吹入・思考奪取・思考伝播
思考過程の障害観念奔逸・連合弛緩・思考途絶
思考内容の障害妄想(妄想気分・妄想知覚・妄想着想)
感情の障害アンヘドニア・感情鈍麻・抑うつ気分
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ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

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