PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第50回 理学療法士国家試験 午後 第99問

臨床心理学第50回午後

第50回 理学療法士国家試験 午後 第99問(臨床心理学)の正答は 2 です。パーソナリティ障害とその特徴の組合せを問う問題です。

問題
パーソナリティ障害と特徴の組合せで正しいのはどれか。
  1. 1. 依存性パーソナリティ障害 ─────── 嗜癖
  2. 2. 演技性パーソナリティ障害 ─────── 被暗示性
  3. 3. 回避性パーソナリティ障害 ─────── 冷淡
  4. 4. 統合失調質パーソナリティ障害 ──── 攻撃性
  5. 5. 非社会性パーソナリティ障害 ─────── 几帳面

正答:2番

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解説
■ 正答:2番 — 演技性パーソナリティ障害 ─ 被暗示性

パーソナリティ障害とその特徴の組合せを問う問題です。演技性パーソナリティ障害は、過度に情緒的で人の注目を求め、暗示にかかりやすい(被暗示性が高い)点が特徴で、正しい組合せです。


【各選択肢の解説】

1. 依存性パーソナリティ障害 ─ 嗜癖
❌ 誤り。依存性パーソナリティ障害の特徴は、他者に決定や世話を委ね、一人になることへの強い不安です。嗜癖(物質依存など)とは別概念です。
2. 演技性パーソナリティ障害 ─ 被暗示性
✅ 正しい。芝居がかった情緒表現・過度の注目希求とともに、被暗示性が高く他者や状況に影響されやすいのが特徴です。
3. 回避性パーソナリティ障害 ─ 冷淡
❌ 誤り。回避性は拒絶・批判への過敏さから対人接触を避けるもので、本人は親密を望んでいます。冷淡(感情の乏しさ)はシゾイド(統合失調質)の特徴です。
4. 統合失調質パーソナリティ障害 ─ 攻撃性
❌ 誤り。統合失調質(シゾイド)は対人関心が乏しく孤立を好み、感情表出が乏しい(冷淡)のが特徴です。攻撃性は非社会性(反社会性)の特徴です。
5. 非社会性パーソナリティ障害 ─ 几帳面
❌ 誤り。非社会性(反社会性)は規範無視・他者の権利侵害・衝動性・攻撃性が特徴です。几帳面・完全主義は強迫性パーソナリティ障害の特徴です。

【試験対策ポイント】

パーソナリティ障害の特徴は混同しやすく頻出です。演技性=注目希求・被暗示性/自己愛性=誇大性・賞賛欲求/境界性=見捨てられ不安・不安定/反社会性=規範無視・攻撃性/回避性=拒絶恐怖で回避/依存性=世話を委ねる/シゾイド=孤立・冷淡/強迫性=完全主義・几帳面。冷淡=シゾイド、攻撃性=反社会性、几帳面=強迫性、という対応で誤った組合せを見抜きます。

✍️ この解説の作成・点検

ST-Toolbox編集部(リハビリテーション領域の国家資格を持つ現役専門職が運営)が、理学療法士領域の有資格者の知見と標準的な教科書・ガイドラインに基づいて作成・点検しています。解説の下書きにはAIを活用し、人が確認・点検したうえで公開しています。

それでも誤りが残ることがあります。「おかしいな」と思ったらお問い合わせから気軽に教えてください。確認のうえ修正し、皆さんと一緒に解説を育てていきます。

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