第51回 理学療法士国家試験 午前 第60問
解剖学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第60問(解剖学)の正答は 1 です。設問は「誤っているもの」を問うています。
問題
皮膚について誤っているのはどれか。
- 1. 立毛筋は横紋筋である。 ✓
- 2. 表皮には基底層が含まれる。
- 3. 真皮には感覚受容器が分布する。
- 4. エクリン腺は全身の皮膚に分布する。
- 5. 皮下組織は脂肪細胞で占められている。
正答:1番
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解説
■ 正答:1番 — 立毛筋は横紋筋である。
設問は「誤っているもの」を問うています。立毛筋は毛包に付着し交感神経支配で収縮する平滑筋であり、横紋筋ではありません。よってこれが誤りで正答です。
【各選択肢の解説】
1. 立毛筋は横紋筋である。
❌ 誤り(これが正答)。立毛筋は平滑筋で、交感神経支配により収縮し鳥肌を生じます。
❌ 誤り(これが正答)。立毛筋は平滑筋で、交感神経支配により収縮し鳥肌を生じます。
2. 表皮には基底層が含まれる。
✅ 正しい。表皮は深層から基底層・有棘層・顆粒層・(淡明層)・角質層からなり、基底層で細胞が産生されます。
✅ 正しい。表皮は深層から基底層・有棘層・顆粒層・(淡明層)・角質層からなり、基底層で細胞が産生されます。
3. 真皮には感覚受容器が分布する。
✅ 正しい。真皮にはマイスナー小体・パチニ小体・自由神経終末などの感覚受容器が分布します。
✅ 正しい。真皮にはマイスナー小体・パチニ小体・自由神経終末などの感覚受容器が分布します。
4. エクリン腺は全身の皮膚に分布する。
✅ 正しい。エクリン汗腺は手掌・足底を含めほぼ全身に分布し体温調節に働きます。
✅ 正しい。エクリン汗腺は手掌・足底を含めほぼ全身に分布し体温調節に働きます。
5. 皮下組織は脂肪細胞で占められている。
✅ 正しい。皮下組織は主に脂肪組織からなり、断熱・衝撃緩衝の役割をもちます。
✅ 正しい。皮下組織は主に脂肪組織からなり、断熱・衝撃緩衝の役割をもちます。
【試験対策ポイント】
皮膚は表皮(重層扁平上皮)・真皮(結合組織+受容器・血管)・皮下組織(脂肪)の3層。立毛筋・血管壁・内臓は平滑筋、心臓は心筋、骨格筋は横紋筋。汗腺はエクリン腺(全身・体温調節)とアポクリン腺(腋窩・陰部)に分かれる点も押さえる。
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