PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午前 第73問

解剖学第51回午前

第51回 理学療法士国家試験 午前 第73問(解剖学)の正答は 1 です。頬筋は頬の壁をつくる表情筋で、収縮すると頬を歯列に押し付け、咀嚼中の食物が口腔前庭にたまらないようにする。

問題
顔面の筋の作用で正しいのはどれか。
  1. 1. 頬筋は頬壁を歯列に押し付ける。 ✓
  2. 2. 大頬骨筋は下唇を下制する。
  3. 3. オトガイ筋は口裂を閉じる。
  4. 4. 口輪筋は口角を挙上する。
  5. 5. 鼻根筋は鼻孔を広げる。

正答:1番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 37.7%難問

53人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:1番 — 頬筋は頬壁を歯列に押し付ける。

頬筋は頬の壁をつくる表情筋で、収縮すると頬を歯列に押し付け、咀嚼中の食物が口腔前庭にたまらないようにする。各表情筋が口角・口唇をどの方向へ動かすかを見分ける問題である。


【各選択肢の解説】

1. 頬筋は頬壁を歯列に押し付ける。
✅ 正しい(=正答)。頬を歯列に押し当てて食塊を歯の咬合面に戻し、咀嚼を助ける。口から息を強く吹き出すときにも働く。
2. 大頬骨筋は下唇を下制する。
❌ 誤り。大頬骨筋は頬骨から口角に付く。正しくは、口角を外上方に引き上げる(笑いの表情)。下唇を下げるのは下唇下制筋である。
3. オトガイ筋は口裂を閉じる。
❌ 誤り。オトガイ筋はオトガイの皮膚に付く。正しくは、オトガイの皮膚を引き上げてしわをつくり、下唇を突き出す。口裂を閉じるのは口輪筋である。
4. 口輪筋は口角を挙上する。
❌ 誤り。口輪筋は口裂を輪状に取り巻く。正しくは、口裂を閉じ、口唇をすぼめる。口角を挙上するのは口角挙筋・大頬骨筋である。
5. 鼻根筋は鼻孔を広げる。
❌ 誤り。鼻根筋は眉間から鼻根部にある。正しくは、眉間の皮膚を引き下げて鼻根に横じわをつくる。鼻孔を広げるのは鼻筋の翼部である。

【試験対策ポイント】

筋作用
口輪筋口裂を閉じる・口唇をすぼめる
頬筋頬を歯列に押し付ける・吹く
大頬骨筋・口角挙筋口角を引き上げる
口角下制筋口角を引き下げる
下唇下制筋下唇を引き下げる
オトガイ筋オトガイの皮膚を挙上・下唇を突き出す

表情筋はすべて顔面神経支配。

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