第51回 理学療法士国家試験 午前 第72問
運動学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第72問(運動学)の正答は 2 です。後脛骨筋の腱は内果の後方を通り、舟状骨粗面を中心に足底の骨へ広く付着して、内側縦アーチを下から吊り上げる。
問題
足部縦アーチの保持に関与する筋・靱帯で正しいのはどれか。
- 1. 虫様筋
- 2. 後脛骨筋 ✓
- 3. 前距腓靱帯
- 4. 短母指伸筋
- 5. 浅横中足靱帯
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 55.9%標準
34人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 後脛骨筋
後脛骨筋の腱は内果の後方を通り、舟状骨粗面を中心に足底の骨へ広く付着して、内側縦アーチを下から吊り上げる。縦アーチの保持には足底腱膜・底側踵舟靱帯(ばね靱帯)・長足底靱帯なども働く。
【各選択肢の解説】
1. 虫様筋
❌ 誤り。足の虫様筋は長趾屈筋腱から起こり、足趾のMP関節屈曲とIP関節伸展に働く。正しくは、縦アーチの保持で挙げられる筋は後脛骨筋・長腓骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋などである。
❌ 誤り。足の虫様筋は長趾屈筋腱から起こり、足趾のMP関節屈曲とIP関節伸展に働く。正しくは、縦アーチの保持で挙げられる筋は後脛骨筋・長腓骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋などである。
2. 後脛骨筋
✅ 正しい(=正答)。足の底屈・内がえしに働き、舟状骨などを引き上げて内側縦アーチを支える。機能不全になると扁平足(成人期扁平足)の原因となる。
✅ 正しい(=正答)。足の底屈・内がえしに働き、舟状骨などを引き上げて内側縦アーチを支える。機能不全になると扁平足(成人期扁平足)の原因となる。
3. 前距腓靱帯
❌ 誤り。足関節の外側にある靱帯である。正しくは、距骨の前方移動と内がえし(底屈位での内反)を制限し、足関節捻挫で最も損傷されやすい。
❌ 誤り。足関節の外側にある靱帯である。正しくは、距骨の前方移動と内がえし(底屈位での内反)を制限し、足関節捻挫で最も損傷されやすい。
4. 短母指伸筋
❌ 誤り。足では短母趾伸筋(選択肢の語形は「指」)で、足背にある。正しくは、母趾の伸展に働く筋で、縦アーチの保持には関与しない。
❌ 誤り。足では短母趾伸筋(選択肢の語形は「指」)で、足背にある。正しくは、母趾の伸展に働く筋で、縦アーチの保持には関与しない。
5. 浅横中足靱帯
❌ 誤り。足の前部を横方向に走る靱帯である。正しくは、縦アーチでなく前足部の横方向の構造に属する。
❌ 誤り。足の前部を横方向に走る靱帯である。正しくは、縦アーチでなく前足部の横方向の構造に属する。
【試験対策ポイント】
| アーチ | 保持に働く主な組織 |
|---|---|
| 内側縦アーチ | 後脛骨筋・長母趾屈筋・長趾屈筋・母趾外転筋・足底腱膜・底側踵舟靱帯 |
| 外側縦アーチ | 長腓骨筋・短腓骨筋・長足底靱帯 |
| 横アーチ | 長腓骨筋・後脛骨筋・母趾内転筋(横頭) |
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