PTカコモン — 理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午前 第72問

運動学第51回午前
足部縦アーチの保持に関与する筋・靱帯で正しいのはどれか。 1. 虫様筋 2. 後脛骨筋 3. 前距腓靱帯 4. 短母指伸筋 5. 浅横中足靱帯
  1. 1. 虫様筋
  2. 2. 後脛骨筋 ✓
  3. 3. 前距腓靱帯
  4. 4. 短母指伸筋
  5. 5. 浅横中足靱帯

正答:2番

解説
■ 正答:2番 — 後脛骨筋 後脛骨筋は足部縦アーチの最も重要な動的支持構造であり、その停止部が舟状骨粗面を経由して足部内側縦アーチを直接支持します。内反作用により縦アーチの保持に主要な役割を果たします。 --- 【各選択肢の解説】 1. 虫様筋 ❌ 誤り。虫様筋は中足横アーチの保持に関与し、足指の屈曲・伸展作用に主に関わる筋です。 2. 後脛骨筋 ✅ 正しい。足部縦アーチ(特に内側縦アーチ)の動的支持の中心で、舟状骨粗面に停止し内反・底屈作用により強力にアーチを支持します。 3. 前距腓靱帯 ❌ 誤り。この靱帯は距骨と腓骨間の安定性に関与する靱帯で、縦アーチ保持とは無関係です。 4. 短母指伸筋 ❌ 誤り。足指の伸筋であり、縦アーチ保持に直接的な役割を持ちません。 5. 浅横中足靱帯 ❌ 誤り。これは中足骨間の靱帯で、横アーチに関与し縦アーチとは無関係です。 --- 【試験対策ポイント】 • 後脛骨筋=足部縦アーチ保持の主役(舟状骨粗面に停止) • 長腓骨筋も縦アーチ支持に関与(横アーチ中心) • 靱帯区別:前距腓靱帯は外側(足関節外側靱帯)
関連

▶ 第51回 全問一覧

▶ 運動学 の過去問一覧