第51回 理学療法士国家試験 午前 第75問
病理学概論第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第75問(病理学概論)の正答は 2 です。輸血後の移植片対宿主病(GVHD)は、輸血された製剤中の生きたドナーのリンパ球が受血者の組織を攻撃して起こる。
問題
輸血時に移植片対宿主病が起こる可能性が最も高いのはどれか。
- 1. 血小板濃厚液
- 2. 新鮮血 ✓
- 3. 新鮮冷凍血漿
- 4. 赤血球濃厚液
- 5. 保存血
正答:2番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 51.6%標準
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:2番 — 新鮮血
輸血後の移植片対宿主病(GVHD)は、輸血された製剤中の生きたドナーのリンパ球が受血者の組織を攻撃して起こる。採血して間もない新鮮血は、機能を保ったリンパ球を最も多く含むため最も起こりやすい。
【各選択肢の解説】
1. 血小板濃厚液
❌ 誤り。リンパ球が混入しうるため起こる可能性はあるが、最も高いわけではない。正しくは、細胞成分を含む製剤として照射の対象となる一方、最も起こりやすいのは生きたリンパ球の多い新鮮血である。
❌ 誤り。リンパ球が混入しうるため起こる可能性はあるが、最も高いわけではない。正しくは、細胞成分を含む製剤として照射の対象となる一方、最も起こりやすいのは生きたリンパ球の多い新鮮血である。
2. 新鮮血
✅ 正しい(=正答)。採血直後でリンパ球が活性を保ったまま多数含まれる。予防には放射線を照射した血液製剤を用いる。
✅ 正しい(=正答)。採血直後でリンパ球が活性を保ったまま多数含まれる。予防には放射線を照射した血液製剤を用いる。
3. 新鮮冷凍血漿
❌ 誤り。凍結によりリンパ球は失活する。正しくは、新鮮冷凍血漿では輸血後GVHDはほとんど問題にならない。
❌ 誤り。凍結によりリンパ球は失活する。正しくは、新鮮冷凍血漿では輸血後GVHDはほとんど問題にならない。
4. 赤血球濃厚液
❌ 誤り。リンパ球が混入しうるため起こる可能性はあるが、最も高いわけではない。正しくは、白血球の多くが除かれており、新鮮血より危険性は低い。
❌ 誤り。リンパ球が混入しうるため起こる可能性はあるが、最も高いわけではない。正しくは、白血球の多くが除かれており、新鮮血より危険性は低い。
5. 保存血
❌ 誤り。保存の間にリンパ球の機能が低下する。正しくは、新鮮血より危険性は低い。
❌ 誤り。保存の間にリンパ球の機能が低下する。正しくは、新鮮血より危険性は低い。
【試験対策ポイント】
- 輸血後GVHD=ドナーのリンパ球が受血者を攻撃。発症すると致死率が高い
- 危険が高い:新鮮血(特に近親者からの血液)
- 予防:血液製剤への放射線照射
- 凍結した血漿(新鮮冷凍血漿)ではリンパ球は失活している
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