PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午前 第76問

病理学概論第51回午前

第51回 理学療法士国家試験 午前 第76問(病理学概論)の正答は 3 です。悪性腫瘍の細胞は核が大きく、クロマチンが増量して濃く染まる(核の異型)。

問題
良性腫瘍と比較した悪性腫瘍の特徴はどれか。
  1. 1. 出血壊死が少ない。
  2. 2. 細胞の分化度が高い。
  3. 3. クロマチンが増加する。 ✓
  4. 4. 膨張性発育がみられる。
  5. 5. 細胞質に対して核の占める割合が小さい。

正答:3番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 32%参考値

25人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:3番 — クロマチンが増加する。

悪性腫瘍の細胞は核が大きく、クロマチンが増量して濃く染まる(核の異型)。良性と悪性を、分化度・発育形式・核の所見・壊死の有無という軸で見分ける問題である。


【各選択肢の解説】

1. 出血壊死が少ない。
❌ 誤り。悪性腫瘍は増殖が速く血液供給が追いつかない。正しくは、出血や壊死を伴いやすい。
2. 細胞の分化度が高い。
❌ 誤り。分化度が高いのは良性腫瘍である。正しくは、悪性腫瘍は分化度が低く、もとの組織との違い(異型性)が大きい。
3. クロマチンが増加する。
✅ 正しい(=正答)。DNA量の増加などを反映して核のクロマチンが増量し、核が濃染する。核分裂像も増える。
4. 膨張性発育がみられる。
❌ 誤り。膨張性発育は良性腫瘍の特徴である。正しくは、悪性腫瘍は浸潤性に発育し、周囲との境界が不明瞭になる。
5. 細胞質に対して核の占める割合が小さい。
❌ 誤り。悪性腫瘍の細胞は核が大きい。正しくは、核の占める割合(N/C比)が大きい。

【試験対策ポイント】

軸良性悪性
分化度高い低い
発育形式膨張性浸潤性
発育速度遅い速い
核正常に近い大きい・クロマチン増量・N/C比大
出血・壊死少ない多い
転移・再発まれ多い
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