第51回 理学療法士国家試験 午前 第98問
臨床医学第51回午前
第51回 理学療法士国家試験 午前 第98問(臨床医学)の正答は 3 です。笑い・驚き・怒りなどの強い情動をきっかけに、意識は保たれたまま突然筋緊張が抜けて脱力する発作は情動脱力発作(カタプレキシー)で、ナルコレプシーに特徴的である。
問題
笑いなどの強い情動で突然に筋緊張が低下し脱力する。このような症状がみられるのはどれか。
- 1. 欠神てんかん
- 2. 側頭葉てんかん
- 3. ナルコレプシー ✓
- 4. 血管迷走神経失神
- 5. Jackson型てんかん
正答:3番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 58.8%参考値
17人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — ナルコレプシー
笑い・驚き・怒りなどの強い情動をきっかけに、意識は保たれたまま突然筋緊張が抜けて脱力する発作は情動脱力発作(カタプレキシー)で、ナルコレプシーに特徴的である。
【各選択肢の解説】
1. 欠神てんかん
❌ 誤り。正しくは、欠神発作は数秒〜十数秒の意識消失(動作が止まり一点を見つめる)で、情動ではなく過呼吸で誘発されやすい。
❌ 誤り。正しくは、欠神発作は数秒〜十数秒の意識消失(動作が止まり一点を見つめる)で、情動ではなく過呼吸で誘発されやすい。
2. 側頭葉てんかん
❌ 誤り。正しくは、意識減損を伴う焦点発作と口部自動症・既視感などが特徴で、情動による脱力ではない。
❌ 誤り。正しくは、意識減損を伴う焦点発作と口部自動症・既視感などが特徴で、情動による脱力ではない。
3. ナルコレプシー
✅ 正しい。覚醒中にレム睡眠時の筋緊張の消失が入り込む現象が情動脱力発作で、日中の強い眠気とともにナルコレプシーの中核症状である。
✅ 正しい。覚醒中にレム睡眠時の筋緊張の消失が入り込む現象が情動脱力発作で、日中の強い眠気とともにナルコレプシーの中核症状である。
4. 血管迷走神経失神
❌ 誤り。正しくは、痛み・長時間の立位・恐怖などをきっかけに迷走神経反射で血圧と心拍が下がり、意識を失うもので、意識は保たれない。
❌ 誤り。正しくは、痛み・長時間の立位・恐怖などをきっかけに迷走神経反射で血圧と心拍が下がり、意識を失うもので、意識は保たれない。
5. Jackson型てんかん
❌ 誤り。正しくは、手指など体の一部から始まったけいれんが隣の部位へ広がっていく焦点運動発作(ジャクソンマーチ)である。
❌ 誤り。正しくは、手指など体の一部から始まったけいれんが隣の部位へ広がっていく焦点運動発作(ジャクソンマーチ)である。
【試験対策ポイント】
- ナルコレプシーの4徴=日中の過度の眠気・情動脱力発作・入眠時幻覚・睡眠麻痺
- 「笑うと力が抜ける」=情動脱力発作=ナルコレプシー。意識が保たれる点が失神・てんかんとの違い
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