PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第51回 理学療法士国家試験 午後 第59問

解剖学第51回午後

第51回 理学療法士国家試験 午後 第59問(解剖学)の正答は 2 です。胸骨の頸切痕は胸骨柄の上縁の中央にあるくぼみで、上を覆う筋が無く、皮膚のすぐ下に触れる。

問題
皮膚組織直下に触知できるのはどれか。
  1. 1. 軸椎の歯突起
  2. 2. 胸骨の頸切痕 ✓
  3. 3. 上腕骨の結節間溝
  4. 4. 尺骨の滑車切痕
  5. 5. 寛骨の寛骨臼切痕

正答:2番

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初回正答率 55.4%標準

56人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:2番 — 胸骨の頸切痕

胸骨の頸切痕は胸骨柄の上縁の中央にあるくぼみで、上を覆う筋が無く、皮膚のすぐ下に触れる。他の選択肢は筋や関節に囲まれた深い部位で、皮膚の直下には触れない。


【各選択肢の解説】

1. 軸椎の歯突起
❌ 誤り。歯突起は環椎の前弓の後ろに入り込む突起で、頸部の深い所にある。正しくは、歯突起は体表から触れられず、頸部の後方で触れやすいのは第7頸椎の棘突起などである。
2. 胸骨の頸切痕
✅ 正しい。胸骨柄の上縁の中央にあり、左右の胸鎖関節の間で皮膚のすぐ下に触れる。胸部の体表の目印として使われる。
3. 上腕骨の結節間溝
❌ 誤り。結節間溝は三角筋に覆われており、皮膚の直下にはない。正しくは、結節間溝は大結節と小結節の間の溝で、上腕二頭筋長頭腱が通り、三角筋の上から押さえて触れる。
4. 尺骨の滑車切痕
❌ 誤り。滑車切痕は肘関節の中にある関節面である。正しくは、滑車切痕は上腕骨滑車とかみ合う関節面で関節包の内側にあり、体表から触れるのは尺骨の肘頭である。
5. 寛骨の寛骨臼切痕
❌ 誤り。寛骨臼切痕は股関節の奥にある。正しくは、寛骨臼切痕は寛骨臼の下縁の切れ込みで、寛骨臼横靱帯が張っており、体表から触れられない。

【試験対策ポイント】

皮膚直下に触れる骨の目印触れない部位
頸切痕・胸骨角・剣状突起歯突起
鎖骨・肩峰滑車切痕(関節面)
肘頭・上前腸骨棘・脛骨粗面寛骨臼切痕(関節の奥)
  • 関節の中の関節面や、筋に覆われた溝は皮膚の直下にはない
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