第51回 理学療法士国家試験 午後 第58問
解剖学第51回午後
第51回 理学療法士国家試験 午後 第58問(解剖学)の正答は 1 です。腎臓で作られた尿は、腎乳頭から腎杯に受けられ、腎盤(腎盂)に集まって尿管へ出る。
問題
泌尿器系について正しいのはどれか。
- 1. 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。 ✓
- 2. 左腎動脈の方が右腎動脈より長い。
- 3. 左腎の方が右腎より低位にある。
- 4. 尿管は膀胱の前上面に開口する。
- 5. 腎は結腸の前方にある。
正答:1番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 48%難問
50人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:1番 — 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。
腎臓で作られた尿は、腎乳頭から腎杯に受けられ、腎盤(腎盂)に集まって尿管へ出る。そのあと膀胱にためられ、尿道から排出される。
【各選択肢の解説】
1. 尿は腎杯、腎盤、尿管の順に流れる。
✅ 正しい。腎乳頭から出た尿は小腎杯・大腎杯に受けられ、それらが合わさった腎盤に集まり、腎盤が細くなって尿管に続く。
✅ 正しい。腎乳頭から出た尿は小腎杯・大腎杯に受けられ、それらが合わさった腎盤に集まり、腎盤が細くなって尿管に続く。
2. 左腎動脈の方が右腎動脈より長い。
❌ 誤り。腹大動脈は正中のやや左にあり、右腎までの距離が遠い。正しくは、右腎動脈の方が長く、下大静脈の後ろを通って右腎に入る。
❌ 誤り。腹大動脈は正中のやや左にあり、右腎までの距離が遠い。正しくは、右腎動脈の方が長く、下大静脈の後ろを通って右腎に入る。
3. 左腎の方が右腎より低位にある。
❌ 誤り。右腎の上には大きな肝臓があり、右腎は押し下げられている。正しくは、右腎の方が左腎より低い位置にある。
❌ 誤り。右腎の上には大きな肝臓があり、右腎は押し下げられている。正しくは、右腎の方が左腎より低い位置にある。
4. 尿管は膀胱の前上面に開口する。
❌ 誤り。尿管は膀胱の後ろ側から入る。正しくは、尿管は膀胱の後下部(膀胱底)に斜めに開口し、その2つの開口部と内尿道口を結ぶ部分が膀胱三角である。
❌ 誤り。尿管は膀胱の後ろ側から入る。正しくは、尿管は膀胱の後下部(膀胱底)に斜めに開口し、その2つの開口部と内尿道口を結ぶ部分が膀胱三角である。
5. 腎は結腸の前方にある。
❌ 誤り。腎は腹膜の後ろ(後腹膜)にある臓器である。正しくは、腎は結腸の後方にあり、後腹壁に接している。
❌ 誤り。腎は腹膜の後ろ(後腹膜)にある臓器である。正しくは、腎は結腸の後方にあり、後腹壁に接している。
【試験対策ポイント】
| 項目 | 左右差 |
|---|---|
| 腎の高さ | 右腎の方が低い(肝臓があるため) |
| 腎動脈の長さ | 右腎動脈の方が長い(下大静脈の後ろを通る) |
- 尿の流れ:腎乳頭→小腎杯→大腎杯→腎盤→尿管→膀胱→尿道
- 尿管は膀胱壁を斜めに貫くため、膀胱が充満すると押されて逆流を防ぐ
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