PTカコモン理学療法士国家試験 過去問・解説

第52回 理学療法士国家試験 午前 第54問

解剖学第52回午前

第52回 理学療法士国家試験 午前 第54問(解剖学)の正答は 5 です。橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆から起こり、第2(・第3)中手骨底の掌側に停止する。

問題
第2中手骨底に付着する筋はどれか。
  1. 1. 円回内筋
  2. 2. 尺側手根屈筋
  3. 3. 浅指屈筋
  4. 4. 長掌筋
  5. 5. 橈側手根屈筋 ✓

正答:5番

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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)

初回正答率 41.5%難問

41人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)

同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。

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解説
■ 正答:5番 — 橈側手根屈筋

橈側手根屈筋は上腕骨内側上顆から起こり、第2(・第3)中手骨底の掌側に停止する。橈側の中手骨を引くため、手関節の掌屈と橈屈に働く。


【各選択肢の解説】

1. 円回内筋
❌ 誤り。円回内筋は前腕の途中で橈骨に停止し、手の骨にはつかない。正しくは、橈骨の外側面中央に停止し、前腕の回内に働く。
2. 尺側手根屈筋
❌ 誤り。尺側手根屈筋は手の尺側につく。正しくは、豆状骨に停止し(靱帯を介して有鈎骨・第5中手骨にも及ぶ)、掌屈と尺屈に働く。
3. 浅指屈筋
❌ 誤り。浅指屈筋は中手骨より先の指の骨につく。正しくは、第2〜5指の中節骨底に停止し、PIP関節の屈曲に働く。
4. 長掌筋
❌ 誤り。長掌筋は骨ではなく腱膜につく。正しくは、手掌腱膜に停止し、手掌腱膜を緊張させ掌屈を助ける。
5. 橈側手根屈筋
✅ 正しい(=正答)。第2中手骨底の掌側に停止するため、手関節を掌屈すると同時に橈側へ引き寄せる(橈屈)。

【試験対策ポイント】

筋停止
橈側手根屈筋第2(・第3)中手骨底(掌側)
尺側手根屈筋豆状骨
長掌筋手掌腱膜
長橈側手根伸筋第2中手骨底(背側)
短橈側手根伸筋第3中手骨底(背側)

「第2中手骨底」は掌側なら橈側手根屈筋、背側なら長橈側手根伸筋と、掌側・背側で見分ける。

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