第52回 理学療法士国家試験 午前 第55問
解剖学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第55問(解剖学)の正答は 4 です。僧帽筋は外後頭隆起・項靱帯から第7頸椎・全胸椎の棘突起にかけて起こり、鎖骨外側・肩峰・肩甲棘に停止する。
問題
胸椎に付着する筋はどれか。
- 1. 外腹斜筋
- 2. 肩甲挙筋
- 3. 前鋸筋
- 4. 僧帽筋 ✓
- 5. 内腹斜筋
正答:4番
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この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 54.8%標準
31人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:4番 — 僧帽筋
僧帽筋は外後頭隆起・項靱帯から第7頸椎・全胸椎の棘突起にかけて起こり、鎖骨外側・肩峰・肩甲棘に停止する。選択肢の中で胸椎に付着するのは僧帽筋だけである。
【各選択肢の解説】
1. 外腹斜筋
❌ 誤り。外腹斜筋は下位の肋骨の外面から起こる。正しくは、第5〜12肋骨から起こり、腸骨稜・鼠径靱帯・腹直筋鞘に停止する。
❌ 誤り。外腹斜筋は下位の肋骨の外面から起こる。正しくは、第5〜12肋骨から起こり、腸骨稜・鼠径靱帯・腹直筋鞘に停止する。
2. 肩甲挙筋
❌ 誤り。肩甲挙筋は頸椎から起こる。正しくは、第1〜4頸椎の横突起から起こり、肩甲骨上角に停止する。
❌ 誤り。肩甲挙筋は頸椎から起こる。正しくは、第1〜4頸椎の横突起から起こり、肩甲骨上角に停止する。
3. 前鋸筋
❌ 誤り。前鋸筋は肋骨から起こる。正しくは、上位8〜9本の肋骨の外面から起こり、肩甲骨の内側縁に停止する。
❌ 誤り。前鋸筋は肋骨から起こる。正しくは、上位8〜9本の肋骨の外面から起こり、肩甲骨の内側縁に停止する。
4. 僧帽筋
✅ 正しい(=正答)。起始が第7頸椎から全胸椎の棘突起に及ぶため、上部・中部・下部の線維がそれぞれ肩甲骨を挙上・内転・下制方向に引く。
✅ 正しい(=正答)。起始が第7頸椎から全胸椎の棘突起に及ぶため、上部・中部・下部の線維がそれぞれ肩甲骨を挙上・内転・下制方向に引く。
5. 内腹斜筋
❌ 誤り。内腹斜筋は腰背部の筋膜と骨盤から起こる。正しくは、胸腰筋膜・腸骨稜・鼠径靱帯から起こり、下位肋骨と腹直筋鞘に停止する。
❌ 誤り。内腹斜筋は腰背部の筋膜と骨盤から起こる。正しくは、胸腰筋膜・腸骨稜・鼠径靱帯から起こり、下位肋骨と腹直筋鞘に停止する。
【試験対策ポイント】
| 筋 | 起始 |
|---|---|
| 僧帽筋 | 外後頭隆起・項靱帯・第7頸椎〜全胸椎の棘突起 |
| 肩甲挙筋 | 第1〜4頸椎の横突起 |
| 前鋸筋 | 上位8〜9本の肋骨 |
| 外腹斜筋 | 下位肋骨(第5〜12肋骨) |
| 内腹斜筋 | 胸腰筋膜・腸骨稜・鼠径靱帯 |
胸椎の棘突起から起こる浅背筋(上肢帯を動かす背部の筋)には、僧帽筋のほかに広背筋(下位胸椎)・大菱形筋(上位胸椎)がある。
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