第52回 理学療法士国家試験 午前 第79問
臨床心理学第52回午前
第52回 理学療法士国家試験 午前 第79問(臨床心理学)の正答は 3 です。老年期は退職、配偶者や友人との死別、身体機能の低下などで人との交流が減りやすく、社会的孤立が精神保健上の大きな問題になる。
問題
老年期における精神保健上の問題として適切なのはどれか。
- 1. 緘黙
- 2. 同一性拡散
- 3. 社会的孤立 ✓
- 4. 空の巣症候群
- 5. モラトリアム
正答:3番
次の問題から答えを隠して1問ずつ出題。答えはアプリの学習記録に残ります(登録不要) — 弱点分析・成績グラフはアプリで
この問題の正答率(PTカコモン利用者の実データ)
初回正答率 85.2%参考値
27人の初回解答から算出(2026年10月21日時点)。母数が少ないため参考値です
同じ利用者の2回目以降の解答は除外しています(再挑戦を含めると正答率は実力より高く出るため)。国家試験の公式発表値ではなく、PTカコモンで実際に解かれた記録にもとづく数値です。
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解説
■ 正答:3番 — 社会的孤立
老年期は退職、配偶者や友人との死別、身体機能の低下などで人との交流が減りやすく、社会的孤立が精神保健上の大きな問題になる。孤立は抑うつや閉じこもりにつながる。
【各選択肢の解説】
1. 緘黙
❌ 誤り。老年期に特徴的な問題ではない。正しくは、緘黙(特に場面緘黙)は主に幼児期・学童期にみられ、特定の場面で話せなくなる状態である。
❌ 誤り。老年期に特徴的な問題ではない。正しくは、緘黙(特に場面緘黙)は主に幼児期・学童期にみられ、特定の場面で話せなくなる状態である。
2. 同一性拡散
❌ 誤り。老年期の問題ではない。正しくは、同一性拡散はEriksonの発達理論で青年期の課題(同一性の確立)がうまくいかない状態を指す。
❌ 誤り。老年期の問題ではない。正しくは、同一性拡散はEriksonの発達理論で青年期の課題(同一性の確立)がうまくいかない状態を指す。
3. 社会的孤立
✅ 正しい。退職や死別などの喪失が重なる老年期には、交流の機会が減って社会的孤立が起こりやすい。孤立は抑うつなど心の健康を損なう要因になる。
✅ 正しい。退職や死別などの喪失が重なる老年期には、交流の機会が減って社会的孤立が起こりやすい。孤立は抑うつなど心の健康を損なう要因になる。
4. 空の巣症候群
❌ 誤り。主に中年期の問題である。正しくは、空の巣症候群は子どもが独立して家を離れた後に親(特に母親)が感じる喪失感や抑うつで、中年期にみられる。
❌ 誤り。主に中年期の問題である。正しくは、空の巣症候群は子どもが独立して家を離れた後に親(特に母親)が感じる喪失感や抑うつで、中年期にみられる。
5. モラトリアム
❌ 誤り。老年期の問題ではない。正しくは、モラトリアムは社会的な責任や役割の決定を猶予されている状態で、青年期に関する概念である。
❌ 誤り。老年期の問題ではない。正しくは、モラトリアムは社会的な責任や役割の決定を猶予されている状態で、青年期に関する概念である。
【試験対策ポイント】
| 時期 | 精神保健上の問題・課題 |
|---|---|
| 幼児期・学童期 | 緘黙など |
| 青年期 | 同一性拡散・モラトリアム |
| 中年期 | 空の巣症候群 |
| 老年期 | 社会的孤立・喪失体験・抑うつ |
選択肢の用語を「どの時期の問題か」に振り分けると解ける。
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